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「生きる喜び」届けたい

動かぬ足でも心は自由 今治の藤井さん、社交ダンス発表会へ

2019年6月14日(金)(愛媛新聞)

社交ダンス発表会に向け練習を重ねる藤井さん(左)とコンビを組む原野さん

社交ダンス発表会に向け練習を重ねる藤井さん(左)とコンビを組む原野さん

 左脚の自由を一昨年失った今治市のベテラン社交ダンサーが車いすに乗り、県内外から約150人が集う16日の市内での発表会に出場する。同市八町東5丁目の藤井悦子さん(79)。「障害があっても心の自由は奪われない。前向きなら自分らしく生きられる」と練習に励んでいる。

 

【事故で障害も懸命リハビリ】

 藤井さんは約30年前、経験者の姉に誘われ市内の社交ダンス教室に通い始めた。パートナーと信頼関係を築く奥深さに魅せられ、県内外の大会に出場してきたが2017年秋、自転車で転倒して左大腿(だいたい)骨を複雑骨折し、つえなしでは歩けなくなった。

 「二度と踊れない」と生きがいを失いかけながらも「ダンスのない人生なんて。足が動かなくても踊れる」と自らに言い聞かせ、リハビリに励んだ。

 今年3月、ダンスを始めた当時から交流する同市玉川町別所の県ダンス教師協会副会長原野周二さん(59)に、車いすに乗ってペアを組んで発表会で踊ろうと誘われ「障害がある人に負けないでと伝えたい」と出場を決意。長年培ったテクニックと体幹の強さで巧みに体重移動し、驚きの早さで優雅さを表現できるようになった。

 発表会では市内の視覚障害者2人も出場予定で「障害や年齢に関係なく楽しめるのが社交ダンス」と藤井さん。「体が不自由だからといって家に閉じこもる必要はない。当日は多くの人に生きる喜びを届ける」と笑顔で話した。

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