13年から実施
体操服登校、クールな決断 八幡浜保内中
2019年6月12日(水)(愛媛新聞)

クールスクールを導入し、多くの生徒が体操服姿で授業を受ける保内中学校の教室=11日午前、八幡浜市保内町川之石

クールスクールを導入し、多くの生徒が体操服姿で授業を受ける保内中学校の教室=11日午前、八幡浜市保内町川之石
本格的な夏を前に、八幡浜市保内町川之石の保内中学校(278人)生徒が半袖・半ズボンの体操服姿などでの登校を始めた。同校が2013年から実施するクールビズならぬ「クールスクール」で、涼しく学校生活を楽しんでいる。
同校によると、熱中症対策として登下校や授業中の服装規則を緩めた。半袖、長ズボン・スカートの制服か体操服を選択でき、校内では白地の華美でないTシャツ着用も可能。市内中学校では唯一の実施。例年7月ごろに開始しているが、今年は5月下旬に市内で気温が30度を超える暑さとなったことを受け、10日から開始した。
市教育委員会は昨年の猛暑を受け6月中に全小中学校の教室にエアコンを整備する計画だったが、全国的な需要増加により室内機が不足していることから期限を8月末までに延長している。