J2ホーム100勝目
愛媛FC攻勢 3―1で柏を撃破
2019年6月11日(火)(愛媛新聞)
明治安田J2リーグは9日、第17節の4試合を行い、愛媛FCは県総合運動公園ニンジニアスタジアムで柏と対戦し、3―1で勝利し、ホーム通算100勝目を飾った。通算成績は5勝3分け9敗(勝ち点18)で順位は17位に上がった。
愛媛FCは1―1の試合終盤に丹羽、有田のゴールで突き放した。
愛媛FCは次節、15日午後6時から、金沢市の石川県西部緑地公園陸上競技場で金沢と対戦する。
【評】愛媛FCが最後まで攻勢を緩めず攻め勝った。
前半から主導権を握り、吉田や山瀬が縦パスを引き出してチャンスをつくった。セットプレーからも好機を生み、後半4分にCKから山崎が頭で決めて先制。その後カウンターから追い付かれたが、36分に丹羽、39分に有田と交代選手がゴールを決めて押し切った。
◆すごくうれしい◆
【愛媛FC・川井監督の話】多くの観客が来てくれた中で勝ち点3を取れ、すごくうれしく思う。期待に応えられるよう、またいい準備をしたい。個の力でも柏に引けを取っていなかった。自信を持っていい。
◆うまく機能せず◆
【柏・ネルシーニョ監督の話】攻守ともうまく入れず、終始よくなかった。中盤の人数を増やして支配したかったが、チーム全体がうまく機能しなかった。逆に愛媛は持っているものをすべて発揮した試合だと思う。
◆積極プレーできた◆
【愛媛FC・山崎】(後半4分にCKから先制点)「勝利に貢献して、自分の価値を証明したかった。マークが外れていたので、いけると思った。今日は失敗してもいいという気持ちで、積極的にプレーできた」
◆チームとして得点◆
【愛媛FC・有田】(後半39分に今季初得点を決める)「下川が相手の嫌がるところにボールを出してくれた。追い付かれた後、チームとして点を取りにいけた。今日はサッカー専用スタジアムのような雰囲気だった」