四国アイランドリーグplus
愛媛MP7回猛攻 徳島に逆転勝ち
2019年6月1日(土)(愛媛新聞)
四国アイランドリーグplusは31日、坊っちゃんスタジアムなどで2試合を行い、愛媛マンダリンパイレーツ(MP)は徳島に6―5で逆転勝ちした。
愛媛MPは、先発長島が3回5失点で降板し序盤は苦しい展開だったが、七回に4連打を含む打者一巡の猛攻で一挙5点を奪い、試合をひっくり返すと、そのまま逃げ切った。
【評】愛媛MPはリリーフ陣の好投が終盤の反撃につながった。先発長島が三回までに7安打を浴び4点のリードを許したが、四回以降は福田、林が無失点に抑えた。
七回、ここまで1安打だった打線が奮起。3連打で無死満塁のチャンスをつくると、真山、太田の適時打や相手のミスなどで5点を挙げ逆転した。
◆打線信じて準備◆
【愛媛MP・林投手】(逆転した直後に登板。2回無失点で試合を締める)「うちの打線は後半に強い。同点か逆転した展開でマウンドに上がることをイメージし、準備していた。徳島の胴上げを見たくなかった」
◆福田の投球が全て◆
【愛媛MP・河原監督】(終盤での逆転勝ちに)「(2番手の)福田が流れを変える投球をしたことが全て。林もまだ甘いところはあるが、良くなってきている。打線は普段から意識付けしている逆方向に粘り強く打てた」