えひめ愛・野球博
都市対抗四国予選 松山PX完敗 四国銀にコールド
2019年5月26日(日)(愛媛新聞)

【松山PX―四国銀行】3回表を終えて3点ビハインドとなり、ベンチ前で指示を受ける松山PXナイン=坊っちゃんスタジアム

【松山PX―四国銀行】3回表を終えて3点ビハインドとなり、ベンチ前で指示を受ける松山PXナイン=坊っちゃんスタジアム
都市対抗野球四国予選第4日は25日、坊っちゃんスタジアムで1次予選リーグ2試合を行った。松山フェニックス(PX、松山市)は四国銀行(高知市)に0―8で八回コールド負けし、通算成績は1勝2敗となった。
松山PXは先発伊藤が踏ん張りきれなかった。二回に先制点を許すと、三回には3安打を集められ2失点。チームは五回に3点を失い、大勢が決した。打線も散発の4安打に終わり、反撃の糸口がつかめなかった。
大会第5日は26日、同スタジアムで2試合を行い、松山PXはアークバリア(高松市)と対戦する。
【「悪いところ全て出た」】
1次予選でここまで精彩を欠いていた四国銀行に松山PXはいいところなく敗れた。19日には同じく地力の高いJR四国にも完敗。進出濃厚な来週の2次予選に大きな不安を残した。
先週の徳島野球倶楽部戦で「7回ノーヒットノーラン」の快投を見せた伊藤が、この日は9安打を浴び、五回途中でノックアウトされた。千原監督は五回の伊藤の三塁悪送球を挙げ「プレーに焦りがあった。自分で自分の首を絞めてしまった」と苦言を呈した。
「一つミスが出るとずるずるいってしまうチームの悪いところが全て出た」と山口晃主将。大敗を受け止め「短い時間しかないが、課題を修正していくしかない」と前を向いた。