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西日本豪雨災害テーマに対策考える

第3回愛媛防災シンポジウム

2019年5月18日(土)(愛媛新聞)

西日本豪雨災害をテーマに避難や備えなどについて考えた「愛媛防災シンポジウム」=18日午後、宇和島市中央町2丁目

西日本豪雨災害をテーマに避難や備えなどについて考えた「愛媛防災シンポジウム」=18日午後、宇和島市中央町2丁目

豪雨災害から命を守る取り組みについて考えた愛媛防災シンポジウム=18日午後、宇和島市中央町2丁目

豪雨災害から命を守る取り組みについて考えた愛媛防災シンポジウム=18日午後、宇和島市中央町2丁目

西日本豪雨災害をテーマに避難や備えなどについて考えた「愛媛防災シンポジウム」=18日午後、宇和島市中央町2丁目

西日本豪雨災害をテーマに避難や備えなどについて考えた「愛媛防災シンポジウム」=18日午後、宇和島市中央町2丁目

豪雨災害から命を守る取り組みについて考えた愛媛防災シンポジウム=18日午後、宇和島市中央町2丁目

豪雨災害から命を守る取り組みについて考えた愛媛防災シンポジウム=18日午後、宇和島市中央町2丁目

 西日本豪雨災害をテーマにした「第3回愛媛防災シンポジウム」(愛媛新聞社、NHK松山放送局主催)が18日、宇和島市中央町2丁目の市南予文化会館であった。パネル討論を通じ、225人が豪雨災害の経験を生かした対策などを考えた。

 「確実な避難」「日頃の備え」「被災地の今、復興へ」を切り口に、大学や気象台からパネリスト3人が登壇。ゲストに八幡浜市出身の女優宮本真希さんを迎え、宇和島や西予、大洲の各市民も加わった。

 西日本豪雨では、県内の避難対象者約87万人のうち、実際に避難したのは0・49%とごくわずか。関西大社会安全学部の元吉忠寛教授は「避難の習慣化が重要。例えば、避難先に親戚の家を選んでもよく、孫の顔を見にいくでもいい」と提案し「災害時は普段やっていることしかできない。避難場所を決めるだけではなく、練習をしなければならない」と訴えた。

 犠牲者を一人も出さなかった大洲市三善地区の窪田亀一自治会長は、個人情報や避難のタイミング、経路などを記したカードを紹介。愛媛大防災情報研究センターの森脇亮センター長は「作成に自治体や専門家も携わっている点が良い。専門的な知識が加わり、地域特性に合わせた項目を網羅している」と評価した。

 宇和島市内で物資支援や炊き出しなどに取り組んだNPO「うわじまグランマ」の松島陽子代表は「発生当初、炊き出しが一部に偏っており、支援が必要と考えた」と説明。現在は消防や公民館などと連携し、防災教室を開催していると報告した。

<詳報は26日付で掲載します。テレビ放送は、NHK総合(県域)が6月2日午後1時5分から、宇和島ケーブルテレビが6月29日午後7時から>

 

【参加者の声 避難検討 もっと真剣に・備えも復興も長い目で】

18日に宇和島市であった第3回愛媛防災シンポジウムでは、参加者が西日本豪雨の被災者の証言などに聞き入り、出水期を前に命を守る取り組みについて改めて考えた。

鬼北町下鍵山の小学校非常勤講師の女性(58)は昨年の豪雨時、避難勧告は出ていたものの避難しなかったといい「もっと真剣に考えないといけないと感じた」。持病などの個人情報や避難のタイミングなどを記したカードを作って備えていた大洲市三善地区の取り組みに感銘を受け、「独居高齢者の避難を手伝える若い人が不在のときの対応が課題。地域で話し合っていきたい」と力を込めた。

豪雨で自宅が被災した吉田小学校6年の女子児童(11)=宇和島市吉田町東小路=は「それまで雨は普通に降るものだと思っていたが、豪雨で雨が怖いものだと知った」と振り返り、「梅雨の時期が来ればまた雨が降る。今度はパニックにならずに避難できるようにしていきたい」と決意していた。

豪雨で園地などが甚大な被害を受けた同市吉田町玉津地区でミカンを栽培する農業の男性(59)=同市吉田町白浦=は「防災も復旧・復興も、長い目で見ないといけないと感じた。一つずつ課題を浮き彫りにし、行政と住民が一緒になって考えていくことが必要」と話した。

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