初カツオや愛南ゴールドなど
ぎゅぎゅっと愛南!夏の陣 初夏の味を満喫
2019年5月18日(土)(愛媛新聞)

飛ぶように売れていくカツオの一本売りコーナー

飛ぶように売れていくカツオの一本売りコーナー
愛南町の新鮮な海と山の幸が味わえる「ぎゅぎゅっと愛南! 夏の陣」(愛南食のイベント実行委員会主催)がこのほど、同町御荘平城の愛南漁協御荘支所周辺であり、町内外の家族連れらが地元で水揚げされた初カツオや河内晩かん「愛南ゴールド」など初夏の味を満喫した。
目玉のカツオは約2千匹計3トンが用意され、2~6キロの一本売りコーナーには開場前から長蛇の列ができた。四国中央市を午前3時に出発して朝6時から並んだという曽我部和司さん(60)は「この大きさで買える機会はなかなかない。自分でさばいて、みんなに振る舞いたい」と話した。1匹13キロのマグロを1万円で買い上げる人もいた。
愛南ゴールドを試食し感想を叫ぶ大声選手権では「最高!」「おいしい!」など幼児からお年寄りまでが絶叫。生産者が知識を競うイベントもあった。
ヒオウギガイの浜焼きやカワハギの唐揚げなど町の特産品を取り扱う49ブースも出店。タコやサバを模したレスラーが戦う「海鮮プロレス」、隣接する御荘湾ではカヌーやバナナボートといったマリンスポーツ体験もあった。