個人戦と団体戦
わんぱく力士熱戦 宇和島場所で50人が取組
2019年5月14日(火)(愛媛新聞)

白熱した取組を展開する小学生力士

白熱した取組を展開する小学生力士
第13回わんぱく相撲宇和島場所が12日、宇和島市津島町岩松の岩松小学校であった。南予の小学生力士らが稽古の成果を発揮し、力強い取組を繰り広げた。
子どもたちの心身の鍛錬と健康増進を図ろうと、宇和島青年会議所と市相撲連盟、南宇和相撲連盟が主催。宇和島市と鬼北、愛南両町から50人が参加し、学年別の個人戦と8チームによる団体戦を実施した。
出場者は仲間や保護者からの声援を受け、対戦相手と勢いよくぶつかり合った。豪快な投げ技が決まったり、小柄な選手や女子児童が粘り腰で逆転勝利を収めたりすると、ひときわ大きな歓声と拍手が上がっていた。
3年の部で優勝した和霊小(同市)の兵頭悠穂君(9)は「練習通り相手を倒せてうれしかった」と汗をぬぐった。
4~6年の優勝者が県大会への出場権を獲得。今年初めて開かれる女子の全国大会への出場を懸けた県大会には、4~6年で唯一参加した5年女子が出場する。