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3年連続で入学生不足

県立高校 小田と三瓶、分校化へ 三崎は見送り

2019年5月11日(土)(愛媛新聞)

 県教育委員会は10日、県立高校の分校化について小田高(内子町)、三崎高(伊方町)、三瓶高(西予市)の2019年度の入学生数が3年連続で分校化の基準に該当したと発表した。小田高、三瓶高は県立高校の再編整備基準に基づき、分校化が進められる。三崎高は19年度、文部科学省の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の指定を受けたため、研究期間の3年間、特例として分校化を見送る。

 再編整備基準によると、小規模な本校は3年連続で入学生が40人以下となった場合、分校化が検討される。3校の19年度の入学生は小田高18人、三崎高30人、三瓶高19人。各校でバス通学生への補助や公営塾の開設、生徒の全国募集など地域と連携した対策を取ってきたが、分校化を回避するために必要な41人以上は確保できなかった。

 三崎高は22年度までに入学生が41人を上回らない場合、分校となる予定。

 近年では、伯方高(今治市)が4月から今治西高の伯方分校となった。

 県教委は10月に県立高校の入学定員を発表するのに合わせて小田、三瓶の本校となる高校の公表を予定している。

 

【存続模索 地域に根差し/決定残念 生徒を大切に/特例に感謝 魅力化一層 分校化基準 県立3高校】

 県教育委員会が発表した県立高校の分校化基準に該当する3校の関係者からは10日、残念がる声や今後も地域活性化に向け意気込む声などが聞かれた。

 小田高(内子町)の石崎一水校長は「良き校風と伝統を今後も継承し、地域に根差した学校として存続に努めたい」とコメント。

 三瓶高(西予市)の星川志朗校長は「分校化が決定したことは残念」と声を落とし、分校として存続できるよう、これまで以上に学校の魅力を高めて地域との連携に努める考え。19人の新入生が加わって全校生徒は69人となり「三瓶高を選んでくれた生徒を大切に育てていきたい」と語った。

 一方、高校の機能強化を図る文部科学省の新規事業の指定校に選ばれたことから、特例的に分校化が3年間見送られた三崎高(伊方町)。若江亨校長は「今回いただいた機会に感謝し、さらなる魅力化に取り組みたい」。文科省の指定は、地域と協働してきた小規模校ならではの活動が評価されたととらえており「今後も地域資源をフルに活用した活動を展開していきたい」と意気込んだ。

 同窓会やPTAなどでつくる「花橘(はなたちばな)を守る会」の中村敏彦会長は「急な話で驚いたが、今までの実績が認められた証しと思う」と歓喜。ただ地元の子ども減少など、高校存続の厳しい状況は変わらないといい「生徒確保に向け、地元としてどう支援していけるか改めて考えたい」と語った。

 

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