ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2019
619日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

Discover Ehime~歩いて巡る故郷の絶景

第7回 中津明神山(なかつみょうじんさん、久万高原町)

2019年5月1日(水)(愛媛新聞ONLINE)

樹氷の先に見える石鎚山。これぞまさに絶景

樹氷の先に見える石鎚山。これぞまさに絶景

地元の小学生が作った登山口の案内板がスタートの目印

地元の小学生が作った登山口の案内板がスタートの目印

尾根道の先にレーダードームが見えてきたら頂上はもうすぐ

尾根道の先にレーダードームが見えてきたら頂上はもうすぐ

山頂手前に立つ小さな鳥居が神域であることを表す

山頂手前に立つ小さな鳥居が神域であることを表す

文・写真−忠政啓文

 

 久万高原町と高知県仁淀川町の境にそびえ立つ中津明神山は、麓の柳谷地区から見上げると周囲の山々よりひときわ高く、山頂付近に大きなアンテナが見えるので、一目でそこが目指す山頂だと視認することができる。しかし、登山口は少々わかりづらい場所にあるので、出かける前にしっかりと下調べが必要だ。登山口へは久万高原町中心部から国道33号を高知方面へ約30分。折戸バス停から左折して坂道を登り、シダレザクラで有名な西村大師堂へ。そこからさらに車を走らせ、大宮神社を通過して林道久主−稲村線に入り、峠の三差路まで登ると登山道の案内看板がある。ここがトレッキングのスタート地点だ。

 歩き始めるといきなり過酷な急坂。標高1000m地点にある登山口から1㎞弱は、直上と言っても過言ではない急斜面を登る。周囲にはブナやミズナラなどの美しい雑木林が広がっているが、目をやる余裕もない。ひたすら足元を見つめ、額に汗しながら登り続けると、気が付けば雑木林を抜け、目の前に広大な笹原が広がっていた。

 笹原が現れる地点は標高約1300m。ここからは前半と打って変わって緩やかな斜面を登る。周囲には視界を遮るものがなく、振り返ると四国カルストのなだらかな稜線が一望できる。眺望を楽しみながら笹原の中の登山道を1㎞ほど歩くと、尾根筋の先に巨大な国土交通省の雨量観測用レーダードームが見えてくる。

 レーダードームを目指して登山道を進み、小さな鳥居をくぐるとすぐに頂上に到着。山頂には2基の石灯籠と、山名の由来となっている明神様を祀る小さな石の祠がある。灯篭に嘉永の元号が刻まれていることから、江戸時代にはすでにここが信仰の地として崇められていたようだ。また、その隣には少し大きめの石の祠が石鎚山を向くように建てられており、中に安置された3体の仏像のうちの1体が修験道の本尊、蔵王権現であることから、山岳信仰の霊地として信仰を集めていたこともわかる。

 一等三角点が置かれた標高1540・6mの山頂に立ち、360度の大パノラマを楽しむ。北東に目を向けると西日本最高峰の石鎚山を中心とした石鎚連峰、北を見れば堂ケ森や皿ケ嶺、西を眺めれば大川嶺や天狗高原、鳥形山など、なじみ深い山々をぐるりと見渡すことができる。

 天気が良ければ、遥か南方にきらめく太平洋、東の彼方には微かに剣山の姿も見える。この山を中心に四国の名峰がまるで曼荼羅図のごとく配置された神々しい風景は圧巻の一言。また、白く輝く樹氷に包まれた冬、ピンクに色づく春の山頂の風景も実に見事。四季折々、様々な表情で訪れるものを癒やしてくれる中津明神山は、知る人ぞ知る愛媛の名峰だ。

 

【中津明神山(久万高原町)】

 

 

 

住所:久万高原町中津

問い合わせ:0892(21)1111(久万高原町役場)

距離:約2.2㎞

時間:約2時間

注意事項:  標高が高く、風が強い場所なので、天候によっては防寒対策が必要。登山中ならびに登山口付近に商店、自販機などがないので、食料や水分等持参で。トイレなし。

 

【ワンポイントアドバイス】

簡単肩回しで 肩こり解消!

 

 

 

 

 

 

 

 一年を通じて症状を訴える人が多く、国民病とも言える「肩こり」。特に気温がグンと下がる冬は、寒さの影響で筋肉が凝り固まりやすい上、運動不足になりがちで、肩こりに悩む人が一段と増える時期だ。

 肩こりの予防・改善に最も効果的なのは運動で肩周辺の血行をよくし、筋肉をほぐすこと。ウオーキングやランニングなどは大変効果的な運動だが、今の季節、屋外に出ての運動が億劫に感じる人も多いはず。そこで今回は、室内で気軽にできて、肩こりの予防・改善に役立つ、肩甲骨まわりの筋肉をほぐす簡単エクササイズをご紹介しよう。

 肩甲骨は、背中の上部にある大きな骨で、左右に羽のようについており、腕の自由な動きをサポートする役割を持つ。しかし、肩こりに悩む人は、この肩甲骨の可動域が狭くなっていることが多い。それでは、どのようにすれば、肩こりの予防・改善につながるかというと、実はすごく簡単。毎日こまめに「肩を回す」だけで、格段に肩甲骨の可動域がひろがり、肩こりの予防・改善に効果があるので、写真を参考にぜひともチャレンジしていただきたい。

 

この記事は、スポーツマガジンE-dge2019年3・4月号に掲載しています。

    おすすめ記事

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。