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愛媛新聞ONLINE

2020
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レッツスポーツ えひめの総合型地域スポーツクラブ紹介

川之江TRACK&FIELDクラブ(四国中央市)

2019年5月1日(水)(愛媛新聞ONLINE)

 

 

 近所の子どもたちが集まって、歓声を上げながら、時間がたつのも忘れて外遊びに興じる。そんな光景をあまり見かけなくなった、と川之江TRACK&FIELDクラブ代表の石川幸雄さん(57)が漏らす。塾や習い事、ゲーム…。スポーツ分野でも、「勝利至上主義」による行き過ぎた指導や過度な練習などにも違和感を抱いていた。「外遊びが消滅しかけているいま、小学生を全国大会に出場させることよりも、のびのびと遊び、運動できる場を提供する方が大切だ」との思いがある。

 

 

 2000年、四国中央市に総合型地域スポーツクラブ「川之江TRACK&FIELDクラブ」を立ち上げた。幼児から社会人まで会員は280人を超える。特に小学生は地元の約170人が加入している。

 毎週土曜日の午前中、同市妻鳥町の妻鳥小学校のグラウンドや体育館で活動する。続々と集まってきた園児や児童は、まず準備運動。陸上の基礎的な練習を行った後は、年齢別でグループに分かれる。サッカーやドッジボールをするグループもあれば、追いかけっこや昔ながらの遊びをする子どもたちも。幼児と小学低学年のグループには、保護者も遊びの輪に加わる。

 

 

 「自由と自主性の尊重」をクラブ運営方針の一番に掲げる。準備運動や遊びの中には、陸上競技をはじめ、スポーツに必要な体の使い方が自然と身に付くメニューが織り交ぜられている。「楽しさが一番です。子どものころは、さまざまなスポーツや遊びを体験してほしい。その過程でスポーツ選手としての土台を作っていきたい」との考えを持つ。

 

 

 同じフィールドでは、中学生や高校生、社会人の陸上選手たちが、陸上の専門競技の練習に打ち込んでいる。子どもから大人まで、一緒に陸上競技ができるクラブ。小学生は、近くで練習する先輩たちの姿を見て育つ。そのことが、縦のつながりを生む。

 「早い段階で専門競技に打ち込ませることは、途中で嫌になったり、伸び悩んだりすることにつながってしまう。成長するにつれ、競技への関心が目覚め、強くなりたいという目的意識が生まれた時、競技者としての実力が伸びていく」と石川さんが語る。

 

 

 同クラブからは、愛媛国体やインターハイ優勝者(香川県代表)、長距離界にも箱根駅伝や都道府県対抗駅伝の選手も輩出している。「小学生の時には目立たなかった子どもが、選手として大きく伸びていくことは、驚きとともに、感慨深いものがあります」と石川さんは目を細める。

 中学校や高校の学校の部活動では、最終学年には引退するというブランクが生じる。石川さんは「中学や高校という節目ごとに結果を求めるのではなく、子どもから社会人まで一貫した長い目で指導ができる」と手ごたえを感じている。

 世代、地域、性別、そして障害の有無という「垣根」を越えて、さまざまなメンバーが競技性の向上と、楽しさの両立を図ることが、同クラブが目指す理想の姿だ。

名称川之江TRACK&FIELDクラブ

設立
2000年4月
活動拠点
四国中央市
拠点施設
四国中央市内の小学校
活動種目
陸上競技、その他さまざまなスポーツ
費用
年会費
事務局
四国中央市妻鳥町
川之江TRACK&FIELDクラブ事務局
メール
m98kawatf@infoseek.jp

クラブ概要

地域クラブのスタイルを生かして、理想を追求する
1、自由と自主性を尊重する
2、立場を越えてみんな仲良く
3、スポーツマンシップを大切にする
4、子どもたちを長い目で見て育てる
5、高い目標に挑戦する

 以上、5つの活動方針に基づいた活動。子どもから大人までが様々なメンバーが、陸上競技だけでなく、多様なスポーツ・運動に親しみ、一人一人が生き生きと挑戦するというクラブの姿が実現しました。そして、この5つの方針は、設立時から不変です。
 川之江T&Fクラブは、これからも独自のスタイルを生かして理想を求め、スポーツの本質や在り方を追究していきます。メンバーやそのご家族のみなさん、クラブの趣旨や方針にご理解いただき、今後もよろしくお願いいたします。

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