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研究者が多角的論議

子規巡り国際シンポ 松山

2019年4月21日(日)(愛媛新聞)

正岡子規の国際シンポジウムで意見を述べる国内外の研究者=20日午後、松山市南堀端町

正岡子規の国際シンポジウムで意見を述べる国内外の研究者=20日午後、松山市南堀端町

 正岡子規をテーマにした国際シンポジウム「私にとっての子規」(松山子規会主催)が20日、松山市のホテルであり、国内外の研究者3人が海外に広がりつつある子規研究の今について多角的に語り合った。

 研究者は、キース・ヴィンセント米国ボストン大准教授、復本一郎神奈川大名誉教授(宇和島市出身)、安倍オースタッド玲子ノルウェー・オスロ大教授。安倍氏は、夏目漱石の弟子で文相を務めた松山市出身の哲学者安倍能成の孫。

 鼎談(ていだん)でヴィンセント氏は「西洋での子規研究はまだまだだが、少しずつ作品の英訳を進めたい」と抱負を語り、ここ数年で世界に俳句研究者が増えつつあると紹介した。

 復本氏は「研究のグローバル化は心強く、100万の味方を得た気持ちだ」と期待。安倍氏は「国内と海外で視点は変わる。私は海外にいる時に子規や漱石に関心を深めた」と述べた。

 各自の講演では、ヴィンセント氏が子規の人生と句をどこまで照らし合わせて鑑賞すべきか、といったテーマについて語り、復本氏は、子規が漱石や洋画家浅井忠に宛てた手紙から西洋への憧れを読み解いた。安倍氏は、能成が同郷の子規から受け継いだ写実性について論じた。

 シンポには、会員ら約80人が出席した。

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