3年生が参加
県議選を題材に「主権者」考える 松山商高3年生
2019年4月19日(金)(愛媛新聞)

県議選の選挙公報を見ながら候補者の公約などを確認する生徒ら=18日午後、松山市旭町

県議選の選挙公報を見ながら候補者の公約などを確認する生徒ら=18日午後、松山市旭町
7日投開票の県議選を題材にした高校生対象の有権者教育が18日、松山市旭町の松山商業高校であり、3年生約360人が各学級ごとに、当時の候補者の公約を読むなどして選挙への理解を深めた。
主権者教育に取り組むNPO法人「NEXT CONEXION(ネクストコネクション)」(同市)が実施。法人に協力した愛媛大教育学部の学生が講師役を務め、「社会の課題を自分ごとと捉え、自ら考えて判断し、行動するのが主権者」と説明した。
生徒は最近の気になったニュースと政治との接点を考えたほか、県議選の選挙公報を見て候補者の公約などを確認。自分なら何を重視し投票するかをクラスメートと話し合って発表した。
次回の県議選までに就職や結婚などで生活環境が変わっていることも見越して投票先を考える生徒もおり、「若者世代への支援を重視する人を推したい」などと意見を述べていた。