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砥部焼まつり あす20日から2日間

カフェEBOT 飲食の器 選んで持ち帰り 11窯元 女性作家が競演

2019年4月19日(金)(愛媛新聞)

EBOTに出す器の出来栄えを確かめる中元ひろみさん=砥部町大南の雲石窯

EBOTに出す器の出来栄えを確かめる中元ひろみさん=砥部町大南の雲石窯

和紙染の魅力を語る中元淳子さん=砥部町五本松の竹山窯

和紙染の魅力を語る中元淳子さん=砥部町五本松の竹山窯

砥部焼まつりのためのビアカップに絵付けする森岡くに子さん=砥部町五本松の輝山窯

砥部焼まつりのためのビアカップに絵付けする森岡くに子さん=砥部町五本松の輝山窯

 

 砥部町の春を彩る第36回「砥部焼まつり」が20、21の両日、開かれる。まつり実行委員会(砥部町、砥部焼協同組合、砥部焼販売協同組合、砥部町商工会、愛媛新聞社)主催。約10万点が出品される砥部焼大即売会をはじめ、カフェ、砥部焼の灯籠によるライトアップなどで楽しませる。両日とも、まつりは午前9時~午後5時。20日の大即売会とライトアップは午後8時まで行う。

 

 好みの砥部焼の器を選んで飲食でき、そのまま器を持ち帰れるユニークな「カフェEBOT(エボット)」が昨年に続いて登場。今回は午前にモーニングセット(パンとドリンク)、午後にスイーツセット(スイーツとドリンク)を販売し、器は隣接ブースで提供するビアカップを含めて、11窯元の女性作家がオリジナルデザインを出品する。創作者としての歩みと思いを十人十色に映した作品が競演する。

 「砥部では多くの女性が活躍している。その力は大きい」。輝山窯(砥部町五本松)の森岡くに子さん(68)はきっぱりと語る。夫と窯を開いて半世紀近く。夫婦とも素人からの出発で苦労もしたが、自由で多彩な作品でファンをつかみ、丸顔に癒やされる砥部焼の人形も人気だ。

 今回は、コスモスや三葉などを優しいタッチでカラフルに描いたモーニングセット用のパン皿とカップ、蛸(たこ)唐草文様をあしらったビアカップを出品。「この器で訪れる人に楽しんでもらえたら」と快活に笑う。

 雲石窯(同町大南)の中元ひろみさん(50)は5種類のデザインを施したモーニングセットの器を出す。濃い呉須(ごす)で描くのはシンプルでモダンな草文(そうもん)、太丸(ふとまる)、梅文―。「窯元に生まれ、子どものころから呉須の藍色の濃淡が好きだった」と話す。

 実家の竹山窯(同町五本松)で20歳から制作。縁あって同業者に嫁ぎ、砥部焼とともに歩み続ける。「自分で使う器では他産地のものに目が向いたころもあったが、今は砥部焼が一番。とても使いやすい」と目を細める。

 「私が今、ここにいるのは砥部焼まつりのおかげ」と笑うのは竹山窯の中元淳子さん(50)。西条市出身で、22年前に職場の仲間と砥部焼まつりを訪れ、ろくろ体験に挑戦。体験コーナーの担当者が、後に夫となる栄治さん(47)だった。竹山窯に制作体験に訪れるうちに結婚。「買う側」の視点を大切にし「食卓を明るく楽しくする器」をめざす。

 EBOTにはスイーツセットで使うケーキ皿とカップを出品。和紙に絵の具を染み込ませて色付けする「和紙染」の器は、ふんわりした濃淡が魅力だ。

 EBOTの来店は時刻指定制。モーニングセット(税込み2500円)は午前9時、スイーツセット(同)は午後1時から各日150枚ずつ、来店時刻を記した整理券を配る。

 

【第1会場】

 目玉の大即売会は町陶街道ゆとり公園(千足)の体育館で開催。約100の窯元が食器や花器などを市価の2~3割引きで販売する。5千円以上購入すると、伝統工芸士の作品6万円相当(10人)や、JR観光列車「伊予灘ものがたり・八幡浜編」の乗車券(14組28人)などが当たる「大抽選会」に参加できる。物産即売会や、ろくろ、絵付けの体験もある。

 カフェEBOT隣の野外テントでは、砥部焼のオリジナルビアカップでビール(ノンアルコールに変更可)を販売。カップはそのまま持ち帰れる(1日限定100個)。

 20日夕方~午後8時は、同公園入場ゲートから体育館までのメインストリートを砥部焼の灯籠でライトアップする「光のアート~Lumine(ルミネ)」をことしも実施。

 21日は体育館前に町イメージキャラクター「とべっち」などのご当地キャラが集合し、クイズ大会や写真撮影会がある(雨天中止)。

【第2会場】

 砥部焼伝統産業会館(大南)では「砥部焼新作展2019」を開催。作家の多彩な新作を観賞できる。まつり期間中は入館無料。

 同会館前では餅まき(21日正午)、砥部焼チャリティーオークション(20、21両日午後2時)もある。

 

【アクセス】

 【車】松山市街から国道33号を高知方面に約30分。松山インターチェンジ(IC)から国道33号を高知方面に約10分。第1会場は町陶街道ゆとり公園と町役場、第2会場は大南町民広場と砥部焼伝統産業会館裏に無料で駐車可(計約1200台)。

 【伊予鉄バス】松山市駅から「砥部断層口」「砥部大岩橋」行き約40分。30分ごとに発車。第1会場は「役場西」下車、徒歩15分。第2会場は「砥部焼伝統産業会館前」下車、徒歩1分。

 【JRバス】JR松山駅から「久万高原」行きに乗車。約40分。第1会場は「砥部町中央公民館前」で下車、徒歩15分。第2会場は「砥部」下車、徒歩15分。

 【会場間無料バス】第1会場と第2会場を結ぶ無料バスを午前8時半~午後4時半、随時運行する。

 <砥部焼まつりの問い合わせは砥部町地域振興課 089(962)7288、まつり期間中は 090(4788)1553>

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