えひめ県議選2019
県内政党・団体所感
2019年4月7日(日)(愛媛新聞)
7日の県議選投開票に向けた9日間の選挙戦が終わった。県内の主な政党・団体関係者が所感を語った。
◆豪雨復旧を最優先◆
【自民党県連の戒能潤之介幹事長】 各候補者がそれぞれの地域が抱える課題の解決を訴えた。党としては、西日本豪雨災害からの復旧・復興を最優先に位置付け、県行政と一体となり取り組みたい。
◆向かい風は感じず◆
【立憲民主党県連の福田剛幹事長】 候補者を身近に感じてもらえるよう会員制交流サイト(SNS)を活用した。向かい風は感じておらず、安倍政権に批判的な有権者らが、立憲民主に投票すると信じている。
◆1議席死守へ全力◆
【国民民主党県連の渡部昭幹事長】 公認候補を1人しか擁立できなかったのは力不足だが、1議席死守に向け、愛媛の発展を訴えた。続く参院選で野党がまとまり、安倍政権打倒につながるよう活動したい。
◆持ち味訴えられた◆
【公明党県本部の笹岡博之代表】 支援者に心より感謝を申し上げたい。公認が3人から2人に減り厳しい戦いだったが、防災減災や福祉医療などの分野で、党の持ち味を有権者に精いっぱい訴えられたと思う。
◆消費増税反対訴え◆
【共産党県委員会の林紀子委員長】 消費税増税反対、原発廃炉、加計学園問題徹底解明などの公約を掲げ、共感を広げる努力をしてきた。暮らしの不安や、安倍政治への怒りから、共産への期待が寄せられた。
◆党の存在感高める◆
【社民党県連の石川稔幹事長】 2議席の取りこぼしがないよう新居浜市、今治市、上島町で頑張ってきた。参院選に向けて今後も県内で党の存在感を高め、中村県政にも緊張感を持って是々非々で臨みたい。
◆地域や政策第一に◆
【愛媛維新の会の横田弘之代表】 これからは地方の時代だ。国政政党に縛られずに地域政党として、地域や政策を第一に考えている。地方の主体性を大事にし、住民に寄り添った政策を実現させたい。