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第91回選抜高校野球・第5日

松山聖陵、大分に1―4で敗れる

2019年3月28日(木)(愛媛新聞)

【松山聖陵―大分】4回を無失点で抑える好投をみせた松山聖陵・高松=甲子園

【松山聖陵―大分】4回を無失点で抑える好投をみせた松山聖陵・高松=甲子園

【松山聖陵―大分】8回表松山聖陵1死一、三塁、岸田が適時左前打を放ち1―2とする=甲子園

【松山聖陵―大分】8回表松山聖陵1死一、三塁、岸田が適時左前打を放ち1―2とする=甲子園

【松山聖陵―大分】4回を無失点で抑える好投をみせた松山聖陵・高松=甲子園

【松山聖陵―大分】4回を無失点で抑える好投をみせた松山聖陵・高松=甲子園

【松山聖陵―大分】8回表松山聖陵1死一、三塁、岸田が適時左前打を放ち1―2とする=甲子園

【松山聖陵―大分】8回表松山聖陵1死一、三塁、岸田が適時左前打を放ち1―2とする=甲子園

【壁と爪痕と 一勝の夢 夏へ】

 選抜高校野球大会第5日は27日、甲子園球場で1回戦3試合が行われ、2年連続で出場した愛媛の松山聖陵は、九州大会ベスト4の大分と対戦し、終盤に引き離されて1―4で敗れた。

 

 【評】松山聖陵は好機を生かせず、1得点にとどまった。

 0―2の二回、先頭の大村が三塁線を破る二塁打を放ち、岸田の犠打で三進したが後続が凡退。三、四、六回も得点圏に走者を進めたが、あと一本が出なかった。八回に折田、大村の連打で1死一、三塁とし、岸田の左前打で1点を返したものの反撃が遅かった。

 先発平安山は初回に2失点。2番手高松は4回を無失点で切り抜けたが、七回から登板した根本が八回に連打を浴びるなど追加点を許した。

 

◆もう一回戻ってきたい◆

 【松山聖陵・中本恭平監督の話】もう少し打てる感触はあったが、タイミングをずらされるなど分かっていても打てなかった。いい経験ができた。もう一回(甲子園に)戻ってきたいし、勝つために練習しないといけない。

 

◆好投手に先制 よかった◆

 【大分・松尾篤監督の話】松山聖陵の好投手から先制できたのがよかった。あとは我慢と言い続け、選手もよく我慢してくれた。エース長尾は捕手と呼吸の合った投球だった。次も一戦必勝で、やるべきことをやっていく。

 

◆あと一本が出なかった◆

 【松山聖陵・根本大蓮主将の話】試合を楽しむことはできたが、勝負としてはあと一本が出なかった。相手投手は落ち着いていて、気持ちも強かった。選抜大会を経験できたのは大きい。夏に戻ってきて、次こそ勝ちたい。

 

◆エース信用して守った◆

 【大分・足立駿主将の話】自分たちの代で校歌を歌うことができてうれしい。8回は相手も積極的に振ってきたので怖かったが、エースの長尾を信用して守った。(直後の追加点は)全員で取りにいった結果でよかった。

 

◆一人一人に力みあった◆

 【松山聖陵・坂本三塁手】(初回にチーム初安打)「(打ったのは)直球のインコース。ランナーをためようと思っていた。ただ、一人一人が打撃で力んでしまった。チャンスで一本出せるバッターを増やしたい」

 

◆序盤逸機 相手が一枚上◆

 【松山聖陵・大村一塁手】(二塁打を含む2安打)「(2回は)先頭だったのでとにかく塁に出ようと思い、低めのスライダーをうまくとらえられた。序盤のチャンスで得点できず、相手の方が一枚上手だったと感じた」

 

[スコアブック]

【粘りの継投 中盤譲らず】

 松山聖陵の2番手としてマウンドに上がった背番号13の高松。4回無失点の好投で、相手に流れが傾くのを食い止めた。

 出番は早々に訪れた。0―2の三回表、先発の平安山に代打が送られると、中本監督から「次、行くぞ」と告げられた。高松は「すぐに出番が来て緊張した部分もあった」。立ち上がりは先頭打者に四球を与えるなど苦しんだが、無失点で切り抜けて波に乗った。

 直球は120キロ半ばの高松にとって、生命線となったのが「低めに投げられていた」というカーブ。最大の効果を発揮したのが五回、連打と送りバントで1死二、三塁と最大のピンチを迎えた場面だった。「打たれたのは仕方がない。切り替えてやっていこう」と、続く打者2人を決め球のカーブでゴロに打ち取り、スコアボードに0を並べてみせた。

 試合には敗れたが「甲子園で無失点に抑えられたことは自信になる」と高松。「このメンバーで夏に帰ってきたい」とさらなる成長を誓っていた。

 

[スコアボード]

【つなぐ打撃 真価の一矢】

 序盤から制球力を生かしてコーナーを突く大分のエースの投球に苦しんだナイン。それでも八回、松山聖陵らしいつなぐ攻撃で甲子園に爪痕を残した。

 この回、一死走者なしの場面で3番折田が「しっかり振っていけた」と真ん中に甘く入ったストレートを中前へはじき返す。好打順でのチャンスに沸く一塁側応援席。続く大村もうまくレフト方向へ運び、得点への期待はいやが応でも高まった。

 打席には5番岸田。1年生の夏から主力として活躍し、昨秋の県大会準々決勝でもチームを救う本塁打を放った頼れる男は「ここは絶対に打たないと」と気合を入れた。

 変化球を巧みに織り交ぜる相手エースの老練な配球をファウルで何とかしのぎ、カウント1―2からの5球目。「どんなボールでも食らいついていこうと思ったら体が勝手に反応していた」と、低めのスライダーをうまくバットの先で拾い上げると、打球はレフト前へ落ちた。

 この回までヒット5本を放ちながら7残塁と決定打を欠いていた松山聖陵の打線がようやくつながった。一矢報いた岸田は「この回の攻撃が僕らの形」と納得の表情を見せた。

 直後に2点を追加され、初勝利には手が届かなかった。「チャンスで一本を出せる練習ができていなかったのかな。そこが心残り」と岸田。夏にもう一度、聖地でチャレンジするため「もっとバットを振っていかないと」と自らに言い聞かせるように力を込めた。

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