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少年軟式野球県大会

広見中ク 初の頂、延長サヨナラ 松山西中ク破る

2019年3月27日(水)(愛媛新聞)

決勝で延長タイブレークの末に競り勝ち、初優勝を果たした広見中ク=愛媛銀行グラウンド

決勝で延長タイブレークの末に競り勝ち、初優勝を果たした広見中ク=愛媛銀行グラウンド

【広見中ク―松山西中ク】延長タイブレーク8回裏広見中ク2死満塁、武田が中前へサヨナラ打を放つ=愛媛銀行グラウンド

【広見中ク―松山西中ク】延長タイブレーク8回裏広見中ク2死満塁、武田が中前へサヨナラ打を放つ=愛媛銀行グラウンド

【広見中ク―松山西中ク】先発し5回を無失点に抑えた松山西中ク・渡辺=愛媛銀行グラウンド

【広見中ク―松山西中ク】先発し5回を無失点に抑えた松山西中ク・渡辺=愛媛銀行グラウンド

 第36回全日本少年軟式野球県大会(県軟式野球連盟、愛媛新聞社共催)最終日は26日、松山市の愛媛銀行グラウンドで準決勝と決勝を行い、決勝で広見中クが2―1で松山西中クを破って初優勝を飾った。

 広見中クは無死一、二塁で始まるタイブレークの延長八回、武田がサヨナラ打を放ち逆転勝ちした。松山西中クは八回に1点を先制したが、及ばなかった。

 両チームは5月25、26の両日、香川県で行われる四国大会に出場する。

 

【気持ち強く 4番の一打 広見中ク】

 延長タイブレーク八回裏、2死満塁。出塁すればサヨナラ勝ちが決まる。足がすくみそうな緊迫した場面でも、打席に入った広見中クの4番・武田は落ち着いていた。2ボール、1ストライク。真ん中付近に入ってきたストレートをたたくと、鋭い打球が中前へ抜けていった。

 試合後に「普段は緊張するんです」と武田は笑ったが、二走の土田主将が「いつも以上に集中している」と感じた通り、この場面ではむしろ感覚を研ぎ澄ませていた。「同点だし、自分がアウトになってもいいかなと。思い切って狙うだけだった」。土壇場で開き直れる心の強さが、武田をはじめとする広見中クナインにはあった。

 「よっしゃ!いいぞ!」。打席の選手が空振りしても、凡打に倒れても、ベンチからは勇気づける声だけが飛ぶ。「押さえつけるより、励まして一回のスイングに集中させてあげたい。その方が力を出せる」と安川監督。広見中の選手たちは、失敗を恐れない。「楽しく、気持ちを強く」の精神で、全員がお互いを後押ししている。

 最後の打席に向かう4番を、仲間は「野球を楽しんでこい」と言って送り出した。「どうするか悩んでいる時、『打っていけ』と大きな声がベンチから届く。それで安心して思い切りやれる」と武田。チーム全員が引き出した一打が、勝負を決した。

 

【5回無失点 先発が健闘 松山西中ク】

 慣れないタイブレークで先制点をもぎ取ったが、頂点に一歩届かなかった松山西中ク。「四国大会こそは優勝を」とリベンジに燃えている。

 5回を無失点に抑えた先発渡辺の健闘が光った。準決勝では絶対的なエース有請を救援。公式戦で投げるのは久しぶりだったが、緊張感よりも楽しさが勝ったという。

 決勝は制球が乱れ、四球で出塁を許す場面も。そのたびに「後ろおるけん大丈夫よ!」という仲間の声に救われた。一球一球に魂を込め、強力な広見中ク打線をしのぎきった。大内監督は「全力で抑えてくれ、想像以上に頑張ってくれた」とたたえる。

 四国を制し、全国へ―。この敗北を糧に成長を誓うナイン。主将の原田は「1点差の場面でどれだけ抑えられるかが課題」と表情を引き締めた。

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