松山聖陵だより
届け声援、特大メガホン 岸田捕手の父・洋平さん作製
2019年3月27日(水)(愛媛新聞)

特製メガホンを作製した岸田捕手の父洋平さん(左)=26日、兵庫県伊丹市

特製メガホンを作製した岸田捕手の父洋平さん(左)=26日、兵庫県伊丹市
松山聖陵の初戦の応援席には、初勝利を目指すナインを力強く後押しする、ひときわ大きなメガホンが登場する予定だ。
大阪市でラミネート加工会社を経営する岸田捕手の父洋平さん(38)が「保護者は子どもたちの一番のファン。彼らと一緒の気持ちになって応援したかった」と作製。長さ1・2メートルの紙に学校名とチームの合言葉「歴史を変える」の文字を印刷し、ラミネート加工を施した。
前日練習の会場でお披露目された存在感のあるメガホンに選手たちは驚いた様子で、岸田捕手は「恥ずかしかった」と苦笑い。それでも「遠くからでもよく分かる」と周囲の評判は上々という。
試合ではメガホン3本を用意し、保護者や生徒らが応援に使用する予定。洋平さんは「選手たちには聖地で思い切ったプレーをしてほしい。アルプススタンドからも思い切り応援したい」と笑顔を見せた。