約2時間、競技を体験
アーチェリー教えて 愛南児童ら北条高部員と交流
2019年3月24日(日)(愛媛新聞)

高校生らに教わりながらアーチェリーを体験する子どもら

高校生らに教わりながらアーチェリーを体験する子どもら
愛南町増田のあけぼのグラウンドで23日、地元小学生と、町内で合宿中の北条高校(松山市北条辻)のアーチェリー部員らの交流会が開かれた。子どもらは、高校生らに基本を教わり、競技の魅力に触れた。
町内では子どもの減少で団体競技のチームが組みづらくなっている。子どもらがスポーツに親しむ機会を広げようと、町教育委員会生涯学習課が2018年度から、町内でアーチェリー普及の取り組みを始めた。
普及の一環で実施した交流会では子どもと保護者11人が参加し、高校生や県アーチェリー協会員と約2時間、競技を体験。選手らの練習も見学し、70メートル離れた的を射抜く光景に、「すごい」と歓声を上げていた。
一本松小5年の男子児童(11)は「的に当てるのは難しかったけど、またやってみたい」と笑顔。北条高2年の男子生徒(17)は「高校に入って競技を始めたので、小さいころから触れられる機会があるのはうらやましい」と話していた。