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早見さん・かのうさん

「かなしきデブ猫ちゃん」絵本出版を知事報告

2019年3月21日(木)(愛媛新聞)

中村時広知事に絵本を手渡すかのうかりんさん(左)と早見和真さん(中央)=20日午後、県庁

中村時広知事に絵本を手渡すかのうかりんさん(左)と早見和真さん(中央)=20日午後、県庁

 愛媛新聞で連載された童話「かなしきデブ猫ちゃん」の絵本発売を前に、作者の小説家早見和真さん(41)=松山市在住=と絵本作家かのうかりんさん(35)=今治市出身=らが20日、県庁を訪れ、中村時広知事に絵本の完成を報告した。

 2人は連載開始前の昨年4月にも中村知事を訪問。約1年を経て、改めて愛媛を舞台に描いた作品への思いを語った。

 早見さんは「3年前に引っ越してきて感じたのが、文学の街を掲げている割にみんなが本を読んでいないということ。ならば小説家として、愛媛の人に愛される物語を作ってみようと思った」と企画の端緒を紹介。「想定していたよりも良い反応を得られた」と連載中の手応えを語った。

 かのうさんは連載中は米・ロサンゼルスに滞在し、創作活動を続けた。現地では個展も開いたといい、「会場でも主人公のマルは大人気。今度の旅行は愛媛に行くという声ももらえた。(愛南町の)外泊の風景が特に気に入っていたようだ」とほほ笑んだ。

 「ぜひ物語を広める協力を」と2人から絵本をプレゼントされた中村知事は「旅のガイドブックにもなるような本」とページをめくりながら「今度は松野町のキャニオニングを取り上げては」などと続編へのアイデアも提案していた。

 かなしきデブ猫ちゃんは、25日から全国の書店などで発売。A4判、80ページ、1944円。

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