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柔道熱 全校一丸の栄誉

愛光高が全柔連から特別表彰、授業や昇級挑戦に評価

2019年3月17日(日)(愛媛新聞)

柔道1級の昇級審査に臨む愛光高校の女子生徒=4日、松山市衣山5丁目

柔道1級の昇級審査に臨む愛光高校の女子生徒=4日、松山市衣山5丁目

 愛光高校(松山市衣山5丁目)がこのほど、柔道の普及振興に尽力したとして全日本柔道連盟(全柔連)の特別表彰を受けた。愛光学園では文武両道を目的に約30年前から中学、高校の体育の授業で柔道を採用。例年、女子を含む200人前後の生徒が高校1年時に1級の昇級審査に挑むなど、部活動以外での柔道にも熱心な校風だ。

 学園によると、生徒は愛光中学の入学時に柔道着を購入し、高校1年まで週1回、柔道の授業を受ける。高校からの編入生を除く1年生が昇級審査に臨み、県柔道協会の審査員が礼法や受け身、技の基本が身についているか確認する。2017年度は約180人、18年度は約200人が受験した。

 授業を担当する近藤哲平教諭は「興味がない生徒も技ができるようになると楽しそうに取り組んでいる。遊びやゲームのような形で始めて、徐々に本格的な練習につなげている」と話す。

 02年の男女共学化当初、女子はダンスを習っていたが、「柔道をやってみたい」との声が上がったこともあり、04年ごろから女子も柔道の授業を受けるようになった。けが防止のため受け身の練習に十分な時間を割いており、生徒や保護者の理解も得られているという。

 今月4日に昇級審査を受けたサッカー部の棟田晃生さん(16)は「投げられたら痛いという不安があったが、受け身を覚えてイメージが変わった。武道に一度でも触れられたことは良かった」と振り返り、剣道部の石田清仁さん(16)は「得意技ができたし、精神的な成長があった」と胸を張る。

 全柔連によると、表彰制度は競技人口の減少対策として18年度に始めた。田中裕之参事は「強豪校以外で競技者減少が顕著で、中学高校で柔道を始める選手に光を当てたかった。相手を尊重する思いやりの心を育てるため、柔道普及の取り組みを続けたい」としている。

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