春の全国高校選抜大会
えひめ勢戦力チェック<4>
2019年3月15日(金)(愛媛新聞)

[ダンベルで強化]パンチの威力、安定した構えを得るため1キロのダンベルを両手に練習に励む=2月26日、新田高校

[ダンベルで強化]パンチの威力、安定した構えを得るため1キロのダンベルを両手に練習に励む=2月26日、新田高校
<卓球>
[攻撃的なプレーで勝負]
【済美女子】攻撃的なプレーで早い段階から勝負を仕掛け、8強以上を目指す。軸は1年生ながら全日本選手権ジュニア女子でベスト8になったエース・木塚とバックハンドが強い黒田。前陣速攻型で安定感が増してきた田淵らが支える。
【個人】男子はドライブ主戦型で速さが持ち味の隅川(松山北)が予選リーグを突破して16強入りを狙う。
女子はフォア・バックをしっかり打ち分けるラリーが得意な幾島(今治西)。相手を揺さぶり、リーグ突破と4強入りに挑む。
<ボクシング>
[総体・国体3位矢野Vへ]
冬場に体幹や下半身を鍛え安定感が増した松下(新田)は上位入賞を、全国高校総体、福井国体3位の矢野(松山工定)は頂点を目指す。2年連続出場でライトフライ級から2階級上げた松本(松山工)は相手を誘い自分のペースに持ち込む。女子の若江(松山商)は全日本女子選手権大会バンタム級で3位を獲得した実力を発揮したい。
<フェンシング>
[サーブル地元優勝狙う]
【三島女子】サーブル、エペ、フルーレの全種目に出場。中でも昨年3位だったサーブルは精鋭ぞろいの布陣で地元優勝を狙う。
サーブルは国際試合経験のある石川、167センチの長身でリズム感がある河村、攻守のバランスが良い種田の2年生3人が中心。剣のスピードが速く上級生にも匹敵する高橋や秦が控える。フルーレとエペは、ポイントの精度が高い木村ら1年生メインで挑む。
<空手>
【松山工男子】団体組手でベスト8を目標に掲げる。攻守に穴のない選手がそろっており、先鋒(せんぽう)を務める主将稲葉の勝利から試合の主導権を握りたい。
[園田 上位進出も視野に]
【個人男子】組手68キロ以上級の園田(松山東)は蹴り技に磨きをかけてきた。初戦突破で流れに乗れば上位進出も見えてくる。
[技術面向上 強豪に挑む]
【松山中央女子】団体形で四国大会を制した。力強さに加えて竹吉、渡辺、玉井の全員が技術面でレベルアップ。チームワークと得意な形「ジオン」で強豪に挑む。
【個人女子】個人形に出場する相原(松山中央)は冬場の練習で体幹を鍛えて体の使い方がうまくなり、洗練された技が出せるようになった。5位入賞を目指す。
<卓球>
26~28日・北九州市立体育館
[団体]
【女子】
▽済美
選手◎黒田さくら②
〃 田淵心菜②
〃 竹田葵②
〃 片岡有寿②
〃 泉杏里紗①
〃 木塚陽菜①
〃 阿部紗弓①
監督 木塚健一
(◎印は主将)
[個人]
▽男子シングルス
隅川銀(松山北)①
▽女子シングルス
幾島萌々子(今治西)②
<ボクシング>
25~28日・群馬県ALSOKぐんま総合スポーツセンター
[個人]
【男子】
▽ピン級
松下大純(新田)②
▽フライ級
矢野利哉(松山工定)①
▽バンタム級
松本敬人(松山工)②
【女子】
▽ライト級
若江波華(松山商)②
<フェンシング>
(22~24日・県武道館)
[団体]
【女子】
▽三島
選手◎石川 せと②
〃 河村萌乃②
〃 種田悠希②
〃 大西未夢①
〃 木村遥香①
〃 定岡愛奈①
〃 高橋ひかり①
〃 秦美月①
監督 福本かな
(◎印は主将)
<空手>
25~27日・和歌山ビッグホエール
[団体]
【男子】
▽松山工(組手)
選手◎稲葉魁生②
〃 松田虎太郎②
〃 亀井颯②
〃 向井勇希②
〃 藤川敬祥①
〃 花原達也①
監督 若谷卓
【女子】
▽松山中央(形)
選手 竹吉彩②
〃 渡辺望茄②
〃 玉井愛純②
〃◎相原知歩②
〃 池田こころ①
〃 大黒優希子①
監督 槙大輔
(◎印は主将)
[個人]
▽男子組手
園田雅人(松山東)②
▽女子形
相原知歩(松山中央)②