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愛媛新聞ONLINE

2019
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愛・スポーツ(インタビュー)⑨

愛媛県ボウリング連盟所属選手 大下耕平さん(32)

2019年3月13日(水)(愛媛新聞ONLINE)

大下耕平選手

大下耕平選手

 

大下耕平選手

大下耕平選手

 

 プレッシャーに動じない精神力、7キロのボールを投げ続ける体力。加えて「知識がついてこないとうまくなれない」と大下耕平選手(32)が解説する。レーンの素材や塗られているオイルの形状、種類、気温や湿度…。さまざまな条件を分析し、ボールを39枚の板のどこを通し、どこで曲げ、進入角度をどうするか、とイメージして投球に入る。投げた瞬間、ピンがどう倒れるかがイメージできるという。「ボウリングは、頭も体も使う奥深い競技。それが楽しい」

 中学生のころ、父とボウリング場に行ったのがきっかけ。「家族4人全員がマイボールを持つボウリング一家」と笑顔を見せる。高校3年間は国体に連続出場。「ボウリング漬け」だった大学では全日本大学個人ボウリング選手権大会で優勝を果たした。

 プロか、就職か。「進路選択で悩みましたが、現実を見た」。松山市に配属され、多忙な毎日となった。練習できる状況ではなかった。愛媛県ボウリング連盟に所属はしたが、大会から遠ざかっていた。

 復帰のきっかけは2017年のえひめ国体。選手強化を図っていた県ボウリング連盟から声がかかった。同じボウリング選手の妻・靖子さんの助力もあり、靖子さんの勤務先・日本食研への転職が決まった。「練習時間、大会出場の休み確保など環境を整えてもらった。えひめ国体というきっかけがなかったら、競技復帰はなかったでしょう」。

 えひめ国体はブランクを埋めることができず、不本意な成績に。「知識が足りなかった」と振り返る。ボウリングは頭脳戦でもある。レーンのオイルは、試合が進むに連れて形状が変化し、ボールの曲がり方に影響を与える。他選手との心理的な静かな駆け引きもある。「相手にプレッシャーをかけることもある。メンタルが強ければ勝てる」と大下選手。

 目標は「まだ、取ったことがない日本一」。アマチュア選手を対象とした最高峰の大会「全日本ボウリング選手権大会」が3月21~24日、愛知県で開催される。個人の得点を競う「マスターズ戦」で優勝を狙う。さらなる夢は、「チーム愛媛」を全国の頂点に導くこと。「勝てるチームを作りたい。自分が高い壁であり続けることで、若い選手の目標となり、レベルアップを図りたい。そして、いつかは越えていってもらいたい」

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