松山で一嘗三嘆魚料理王選手権
高校生がマダイ料理の腕競う
2019年3月11日(月)(愛媛新聞)
高校生が県産のマダイを使って独自の料理で競う「一嘗三嘆(いっしょうさんたん) 魚料理王選手権」が9日、松山市三津ふ頭の市公設水産地方卸売市場であり、市内3校の5チームが参加した。
市水産市場運営協議会が毎年開催しており、6回目。
1チーム3人で、1時間以内にタイ1匹を使った料理を3品作った。高校生は真剣な表情でタイをさばき、声を掛け合い手際よく調理した。3品の中にスープやサラダを取り入れることで風味や食感を楽しめる工夫も見せた。
最優秀賞に輝いた済美高の「オレンジフィッシュガール」は、昨年も同じメンバーで出場しており、今年はいも炊き風のポトフなど郷土料理を洋風にアレンジした料理で勝負。リーダーの2年女子生徒(17)は「2カ月間かけ、一からレシピを考えた。料理が審査員に響きうれしい」と笑顔を見せた。