春の全国高校選抜大会
えひめ勢戦力チェック<2>
2019年3月10日(日)(愛媛新聞)

【竹の棒】竹の棒(手前)でネットの高さを調整。アウトにならないスピンの利かせ方を体にたたき込む=聖カタリナ学園高

【竹の棒】竹の棒(手前)でネットの高さを調整。アウトにならないスピンの利かせ方を体にたたき込む=聖カタリナ学園高
<ソフトテニス>
[総合力でまず1勝狙う]
【新田男子】昨年に続き8度目の出場。主力メンバー3人が残っており、総合力で初戦突破を狙う。粘り強いストロークで安定感がある児玉、攻撃力がありラリーに強い能瀬が主軸。積極的に攻めて1勝をもぎ取りたい。
[強打主将軸に戦術多彩]
【聖カタリナ学園女子】全国選抜は初出場。強打が武器のキャプテン大奈路を中心に、多彩な戦術を織り交ぜたプレーで戦うのがチームの持ち味。全国大会での団体戦初勝利に向け、まずは初戦に全力を注ぐ。
<テニス>
[一気たたみかける戦略]
【新田男子】8年ぶりに四国予選を制した。関東3位の早稲田実業と北信越2位の敦賀気比の勝者と当たる初戦の2回戦がヤマ場となりそうだ。第1シングルスは粘り強さも攻撃力も高いオールラウンダーの中村。県や四国予選ではシングルスだった正岡と片上を第1ダブルスに起用し、一気にたたみかける戦略だ。器用さが光る前田とパンチ力のある土居魁のペアは第2ダブルスで白星を狙う。
[強豪に挑む初戦に全力]
【新田女子】1年生エース吉井と経験豊富な浜永を軸に、初の四国王者として挑む。男子と同じく強豪との初戦突破に全力を注ぎ、8強を目指したい。第1シングルスの吉井は相手に重圧をかける強気なプレー、第2シングルスの浜永は多彩な攻撃が持ち味。ダブルスは松本・相原と山田・黒田のペアを基本に状況に応じて組み合わせを変える。松本がラリーで押し、勝負勘の良い黒田が前で得点するパターンにも期待。
<ハンドボール>
[堅守から攻勢 上位目標]
【今治東女子】GK宇都宮を中心に、一冬を越えてチームのまとまりが一段階向上。木村、大見を中心とした堅守から、突破力のある大沢、加島に素早くつないで得点を狙う。一戦に全力を尽くして上位進出を狙う。
<剣道>
[堅実勝利へつなぐ意識]
【帝京第五男子】全員が2年生でチームワークがいい。菊池、竹内、藤田は全国でも通用する実力がある。特に藤田は試合巧者で、状況に応じた剣道ができる。各選手が後ろにつなぐ意識を持ち、中堅以降で堅実に勝つ戦いを目指す。
[1年生奮起がポイント]
【新田男子】県予選、四国新人でも帝京第五に肉薄した。昨夏全国の舞台を経験し、県新人を制した矢野を軸に、1年生がチームを盛り上げる戦いができるかがポイント。
[実績ある選手勢ぞろい]
【帝京第五女子】1年生が多いチームながら、中学時代から実績を残した選手がそろう。先鋒(せんぽう)での出場が見込まれる瀬尾の戦いが鍵。市川、須浪の2年生に加え、四国新人2位の繁田も好調で、悲願の全国制覇を目指す。
<相撲>
[8強目指し先鋒で勢い]
【津島】経験豊富な先鋒(せんぽう)の松本で勢いをつけて勝ち進み、昨年を上回るベスト8を目指す。
[基礎固め 足腰強化充実]
【個人】津島勢は夏以降、基礎固めを図った。力強くスピードのある松本は個人で8強、体重別で4強以上を狙う。前に出る相撲を得意とする主将・植村、けがから復調してきた体重別の小池はベスト8以上が目標。野村の全国高校総体5位入賞に貢献した1年久保は、入学から10キロ増量し足腰の強化にも力を入れてきた。全国の舞台で着実に経験を積みたいところ。
<ソフトテニス>
28~30日・愛知県豊田市スカイホール豊田
<団体>
【男子】新田
選手◎能瀬雄斗②
〃 上中翔太②
〃 児玉大海②
〃 蔵本隼郁①
〃 藤原広翔①
〃 武下晴翔①
〃 正岡由成①
〃 中野心①
監督 織田勝
【女子】聖カタリナ学園
選手◎大奈路美優②
〃 豊田彩織②
〃 網江すみれ①
〃 小倉千裕①
〃 久保香澄①
〃 末広美優②
〃 川又真波②
〃 近本七菜②
監督 高橋勇喜
(◎印は主将)
<テニス>
21~26日・福岡市博多の森テニス競技場ほか
<団体>
【男子】新田
選手 中村元①
〃◎正岡拓人②
〃 前田蓮②
〃 片上智貴①
〃 土居愛斗②
〃 西本良太①
〃 吉田宇慶②
〃 渡部左京①
〃 土居魁心①
監督 谷原直史
【女子】新田
選手 吉井あかり①
〃◎浜永花季②
〃 吉田涼音①
〃 相原礼佳②
〃 松本旭夏②
〃 山田舞依②
〃 黒田百花①
〃 武田優花①
〃 永木美唯①
監督 都子野清紀
(◎印は主将)
<ハンドボール>
24~29日・千葉県流山市キッコーマンアリーナほか
【女子】今治東
選手 木村萌雅②
〃 大沢明日香②
〃 大見栞②
〃◎宇都宮萌②
〃 加島那津②
〃 大西佑奈①
〃 樋口怜於奈①
〃 大槻美海①
〃 宇高桜実①
〃 高橋麻依①
監督 扇山貴司
(◎印は主将)
<剣道>
27、28日・愛知県春日井市総合体育館
<団体>
【男子】帝京第五
選手◎藤田脩人②
〃 飯田翔太②
〃 菅大二朗②
〃 菊池嘉恩②
〃 竹内壮輝②
〃 中田洸輝②
〃 福井亮②
監督 白石義臣
▽新田
選手◎矢野秀悟②
〃 三崎城政②
〃 池内厚也②
〃 大野晴稀①
〃 岩原潤哉①
〃 児島兼聖①
〃 高平貴宣①
監督 渡部憲雄
【女子】帝京第五
選手◎市川ゆい②
〃 須浪優加②
〃 江島谷蘭①
〃 繁田怜花①
〃 瀬尾真佳①
〃 中原菜月①
〃 宮川乃咲①
監督 二宮明夫
(◎印は主将)
<相撲>
16、17日・高知県春野総合運動公園相撲場
<団体>津島
選手 松本侑我②
〃◎植村剛光②
〃 木村真之介②
〃 秋定拓真①
〃 谷元飛翔①
監督 池田比呂己
(◎印は主将)
<個人>
久保海心(野村)①
松本侑我(津島)②
植村剛光(津島)②
木村真之介(津島)②
秋定拓真(津島)①
▽体重別80キロ級
小池千大(津島)②
▽100キロ級
松本侑我(津島)②