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愛媛新聞ONLINE

2019
619日()

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Discover Ehime~歩いて巡る故郷の絶景

第6回 安神山・鷲ヶ頭山(あんじんさん・わしがとうざん、今治市大三島町)

2019年3月1日(金)(愛媛新聞ONLINE)

安神山への登山道は見晴らしがよく、急斜面ながらその苦労も忘れるほどの絶景が広がる

安神山への登山道は見晴らしがよく、急斜面ながらその苦労も忘れるほどの絶景が広がる

安神山から鷲ヶ頭山への尾根道はまるで万里の長城のようだ

安神山から鷲ヶ頭山への尾根道はまるで万里の長城のようだ

大山祇神社境内にある小千命御手植えの楠は、2600年風雪に耐え、今も枝葉を大きく広げている

大山祇神社境内にある小千命御手植えの楠は、2600年風雪に耐え、今も枝葉を大きく広げている

安神山中腹まで登ってくると正面にそそり立つ岩峰が現れる

安神山中腹まで登ってくると正面にそそり立つ岩峰が現れる

文・写真−忠政啓文

 

 瀬戸内海のほぼ中央に位置する大三島は古来、神の島と崇められる由緒ある島だ。日本総鎮守・大山祇神社が鎮座することで有名で、山の神、海の神、そして戦いの神として、歴代朝廷や名だたる武将から崇敬を集め、武具甲冑を始めとした多数の宝物が収められたことから、国宝の島とも呼ばれる。

 まさに島の歴史そのものと言える大山祇神社のご神体三山のうちの二つ、神社背後にそびえる、安神山と鷲ヶ頭山が今回の目的地だ。スタート地点は神社入り口の石鳥居。そこから2010年に再建された真新しい総門をくぐると、目の前に広がる境内の中央に、ひときわ目立つ古木がそびえ立っている。「小千命御手植えの楠」と名付けられたこの巨樹は樹齢2600年。神々しい立ち姿は圧巻の一言だ。

 楠の背後にある拝殿を参拝し、神門を出て左折すると、すぐ右手に宝物館がある。ここには全国の国宝や文化財指定を受けた武具類の8割を所蔵。その収蔵品の豊富さゆえ、見学に時間がかかるので、拝観は下山後の楽しみに。宝物館横を流れる川沿いを上流へ約100m進み、別所橋前を右折して、わずかに登ると安神山わくわくパークがある。

 この公園を通り過ぎると、道はいよいよ森の中へ。このあたりから登山道らしい険しい道になるが、しばらく進むと急に木々の背丈が低くなり、視界がぱっと開けてくる。実はこの一帯、2005年の山火事で焼失。10年以上経ち、徐々に緑が戻りつつあるが、再生は道半ば。しかし、ゴツゴツとした岩肌がむき出しになった山の姿は、まるで水墨画のようで、ついつい足を止めて見入ってしまう。

 独特な風景を眺めながら急峻な坂道を登りきると、小さな祠のある山頂に到着。ここ安神山には、大宝元(701)年に大山祇神社を現在地へ遷宮した際に五龍王が祀られたと伝えられている。神社の歴史と深い関わりのある祠に手を合わせると、麓から吹き上げる爽やかな風。周囲に目をやれば、瀬戸内海ならではの多島美が堪能できる。また、鷲ヶ頭山へと続くなだらかな尾根道からの景色も見事。大三島六景のひとつに数えられる入日の滝や、モアイ像のように林立する花崗岩群・えぼし岩など、絶景を眺めながら楽しむ尾根歩きは気分爽快だ。

 最後は鷲ヶ頭山頂へ。頂上手前はかなりの急斜面だが、振り返ると遠く広島や山口の島影が見える。山頂は木々に覆われ展望はないが、芸予諸島最高峰436・5mを制覇した達成感はなかなかのもの。初詣で大山祇神社に参拝の折は、ぜひとも神の島のご神体山へ登る喜びを堪能し、清々しい1年の始まりを迎えていただきたい。

 

【安神山・鷲ヶ頭山(今治市大三島町)】

 

住所:今治市大三島町宮浦

問い合わせ:897(82)0500(今治市大三島支所)

距離:約3㎞

時間:約120分

注意事項:滑りにくいシューズ、脚力に不安のある方はストックなどの準備を。水分や食料の携帯をお忘れなく

 

【ワンポイントアドバイス】

冬の腰痛に要注意!

 

 

 

 

 

 スポーツの秋が終わり、最近なんだか体のあちこちに疲労が…という人も多いのではないだろうか? 中でもこれからの季節に増えてくるのが『腰痛』を訴える人たちだ。冬になると腰痛を感じる人が多くなるのは、寒くて家にこもりがちになり、運動不足になるのが大きな原因のひとつ。あまり体を動かさず、座る時間が多くなると、腰周りの筋肉は固まってしまう。また、やわらかい椅子やクッションなどに力を抜いて座る姿勢は、筋肉は休んでいるのでラクに感じるが、実は背骨にかかる負担が大きく、腰痛を悪化させる要因になる。

 さらに、運動不足で体重が増えてお腹が出てくると、その重量を支える腰にはより大きな負担がかかることになる。腰痛予防には、まず腰周りの筋肉をストレッチでほぐし、背骨を支える腹筋と背筋をバランスよく鍛えることが基本。以下にご紹介するトレーニングを毎日行って、腰痛知らずの冬を過ごそう。

<キャメルバック>

 名前の通り「ラクダの背中」のように、背中を上げたり下げたりする運動で、腰周りの筋肉をストレッチする。

 

<スーパーマン>

 

 

 

 腹筋と背筋が当時に鍛えられるトレーニング。左右に倒れないように手足を上げようとすると、身体の中心軸を意識して体をコントロールすることになるため、体幹のバランス能力も鍛えられる。

 

この記事は、スポーツマガジンE-dge2019年1・2月号に掲載しています。

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