松山でセミナー
児童福祉施設の高校生がお金の知識など学ぶ
2019年2月26日(火)(愛媛新聞)

児童福祉施設の高校生がお金の管理や詐欺の手口などを学んだセミナー

児童福祉施設の高校生がお金の管理や詐欺の手口などを学んだセミナー
進学や就職で新生活を始める児童福祉施設の高校3年生らを対象に、社会で必要な知識を身に付けてもらうセミナーが24日、松山市持田町3丁目の県総合社会福祉会館であり、県内9施設の23人がお金の管理やトラブル防止のポイントを学んだ。
セミナーは、愛媛児童福祉施設連合会などが毎年開いている。
SMBCコンシューマーファイナンス(東京)の担当者が講義し、家計管理は「夢の実現とリスクへの備えのために必要」と説明。貯蓄して、残ったお金で生活をやりくりする「先取り貯蓄」が大切とし、財形貯蓄と自動振替貯蓄を紹介した。
ローンやクレジットにはお金の減り具合が見えない、利息や手数料が必要といったデメリットもあると強調。インターネットサイトやメールでのワンクリック詐欺などの手口も示して注意を呼び掛けた。
松山城南高3年の女子生徒(18)は「詐欺被害をどうすれば防げるか知ることができてよかった」と話した。