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愛媛マラソン

中村(愛媛銀)悲願へ一気 県勢5年ぶり

2019年2月11日(月)(愛媛新聞)

2時間19分44秒で初優勝を果たした中村佳樹(愛媛銀行)=松山市堀之内

2時間19分44秒で初優勝を果たした中村佳樹(愛媛銀行)=松山市堀之内

 第57回愛媛マラソン(愛媛陸上競技協会、南海放送、愛媛新聞社、松山市主催)は10日、松山市内で行われ、愛媛銀行勢が初の男女アベック優勝を果たした。

 男子は中村佳樹(愛媛銀行、松山北高出)が2時間19分44秒で、県勢としては5年ぶりの頂点。13年連続出場でラストランとなった井上正之(愛媛銀行、八幡浜高出)は2時間22分50秒で4位だった。

 女子は大城優衣(愛媛銀行)が2時間49分24秒で、昨年2位の雪辱を果たした。県勢では、細川江梨子(県総合保健協会)が2時間52分50秒で3位に入った。

 男子は終盤に中村が3人の集団から抜け出し、2位との差を広げてゴール。女子は序盤トップに立った村上史恵(今治アスリートクラブ)を大城が中盤に逆転し、そのまま独走した。

 

【冷静な走り 後半へ余力 先輩へ最高の恩返し】

 選手生活にピリオドを打つ先輩から託されたバトン。優勝という最高の結果で恩返しをした。

 「グッジョブ!」。レースを終え、愛媛銀行の先輩で、この大会を最後に引退する「ミスター愛媛マラソン」井上正之からねぎらいの言葉が贈られた。中村佳樹にとって、背中を追ってきた「レジェンド」。片手でハイタッチを交わし、中村は顔をほころばせた。

 子どもの頃、父が走っていた愛媛マラソン。陸上を始めた時から、箱根駅伝出場と愛媛マラソン優勝が夢だった。昨年は右膝の故障で泣く泣く欠場。「テレビで見ながら悔しくて…。今年こそは、と思っていた」。難所の平田の坂に備え、アップダウンが激しいハーフマラソンの大会で鍛錬。速いペースでどこまでいけるか、昨年12月の福岡国際マラソンで「予行演習」もした。

 準備万端で臨んだ本番は、序盤からスローペース。余力を残して後半に備えようと、落ち着いた走りを心掛けた。終盤に差し掛かったころ、井上から「行け」と背中を押され、自分が行くしかないと腹をくくった。

 3人に絞られた先頭集団。抜け出すタイミングを探る中村の耳に、「悔いの残らん走りをせいよ」と沿道の父の声が届いた。いちかばちか思い切っていこうと、34キロ付近で一気にスパート。2位との差をぐんと広げた。

 悲願の優勝にも「1回くらいじゃ『ミスター愛媛マラソン』は背負えない」と表情を引き締める。尊敬する先輩の勲章。胸を張って受け継ぎたいと、大会連覇に闘志を燃やしている。

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