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愛媛マラソン

義足で駆けた42キロ 松山の金子さん、競技用装着し自己新

2019年2月11日(月)(愛媛新聞)

大幅に自己記録を更新して一緒に出場した友人と笑顔を見せる金子司さん(右)=10日午後、松山市堀之内

大幅に自己記録を更新して一緒に出場した友人と笑顔を見せる金子司さん(右)=10日午後、松山市堀之内

 「サブ3・5」に競技用の義足で挑む―。会社員金子司さん(37)=松山市東垣生町=は左脚にその「ギア」を装着して42・195キロを走り抜いた。自己記録を25分近く更新したものの、目標達成には一歩及ばず。「当日の勢いでいけるかと思ったが…」と充実感以上に悔しさをにじませた。

 市の離島・中島出身。小学校1年生のときに交通事故で左脚の膝から下を失った。義足で生活する中、沿道から応援したトライアスロン中島大会で競技に親しみ、幼い頃に見た義足の選手を今でも覚えている。自身も「健康面に気を使って」と6年前に初出場すると、のめり込んだ。

 ほどなくマラソンにも興味を抱いた。「もっと速くなりたい」と市内の義肢装具士の手助けで、競技用の義足にチャレンジ。カーボン素材はバネのようで、右脚も自然と前に運べる感覚があるという。

 ただ、使いこなすには時間がかかった。「普段とは使う筋肉が違うし、走り方も試行錯誤だった」。それでも半年ほど練習して出場した3年前の愛媛マラソンでは、自己記録を2時間以上も縮める4時間切りに成功。今回はアスリート枠の3時間半以内を目指した。

 35キロまでは、ほぼ5キロ24分台と正確にラップを刻んだ。だが、「仕事が忙しく思うような練習を積めていなかった」と最後にペースを落とし、3時間34分59秒でフィニッシュした。

 レース後に「よう頑張ったね」と5歳と1歳の娘2人からねぎらわれ、照れ笑いを見せた金子さんは「もっと練習すれば、サブ3も狙えんことはない」と前を見据えていた。

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