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初勝利への挑戦 松山聖陵2年連続の甲子園 2019SENBATSU

<下>冬も体づくり 力蓄える

2019年2月7日(木)(愛媛新聞)

グラウンドで守備練習に取り組む松山聖陵ナイン。2年連続の選抜大会で、悲願の甲子園1勝を目指す=1月16日、松山市久万ノ台

グラウンドで守備練習に取り組む松山聖陵ナイン。2年連続の選抜大会で、悲願の甲子園1勝を目指す=1月16日、松山市久万ノ台

 昨秋の四国大会で準優勝し、2年連続の選抜大会出場を確実にした松山聖陵は、冬場も引き続き体づくりと課題解消に取り組みながら力を蓄えた。

 松山聖陵が過去2回出場した甲子園大会では、2016年夏のアドゥワ誠(現広島)、18年春の土居豪人(現ロッテ)と絶対的なエースが存在した。好投手を中心に守りからリズムをつくるのが、これまでの松山聖陵の戦い方だった。

 一方、現チームは秋の県大会、四国大会で5投手が登板。先発は根本と平安山、中継ぎには高松、佐野らによる総力戦だった。突出した存在がいない中で過去最高の四国2位に上り詰め、根本は「投手陣として全員で投げきることができた」と振り返る。

 さらなるレベルアップを目指して、ナインは学校から近い浜辺で「冬アップ」と呼ばれるラン中心のメニューを敢行した。力の入りにくい砂浜でダッシュを繰り返して、下半身を徹底的に強化。18年春に完成したグラウンドそばのウエート場も活用し、多くの選手が増量に成功した。

 約5キロ増量したという平安山は「走り込みで体力がついてきた。ウエートも多くやってきたので、本格的に投げ込むのが楽しみ」と手応えを得つつある。

 打撃面も、持ち味のつなぐ打線が力を発揮した。前年と比較して、打率は2割9分5厘から3割1分9厘に向上。試合数に差はあるが、安打数、長打数も増加している。

 喫緊の課題は11失策を記録した守り。遊撃手として全試合に出場した田窪は「守備はワンプレーで試合の流れが変わってしまう。基本に立ち返って、量をこなしてきた」と話す。

 松山聖陵のノック練習は独特だ。各選手はボールをキャッチせず、一度グラブに当てて地面に落としてから再度捕球し、送球する。この練習の効果について、捕手の岸田は「ボールを落としても最後までやり切ることと、グラブの面でボールを取ることを意識している」と明かす。地道に、ひたむきに各選手は課題解消へ練習を重ねている。

 しかし荷川取秀明監督は部員に対する暴力で1月下旬から2カ月の謹慎処分となり、選抜大会で指揮を執れない。

 松山聖陵にとっては逆風だが、チーム一丸で立ち向かうしかない。3度目の甲子園で「初勝利を自分たちで勝ち取りたい」と根本主将。悲願の「1勝」をつかむため、ナインの歩みは止まらない。

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