約130人が参加
パラ競技、みんな歓声 松山で青少年団体が交流
2019年2月5日(火)(愛媛新聞)

パラリンピック正式種目の「ボッチャ」を楽しむ子どもら

パラリンピック正式種目の「ボッチャ」を楽しむ子どもら
青少年の健全育成を目指す松山市青少年団体連絡協議会の交流会が3日、同市築山町の市青少年センターであり、パラリンピック競技の「ボッチャ」などを通じ構成団体会員ら約130人が所属を超えた交流を楽しんだ。
「ボッチャ」は1984年からパラリンピックの正式競技に採用。最初に投じたジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のボールを投げ、いかに近づけるかを争う。子どもらはボールが近づいたり、相手のボールをはじき出したりすると、歓声を上げ障害者と一緒に競技を楽しんだ。
協議会の久保継二会長は「ボッチャを通じて子どもたちに障害者への理解を深めてもらいたい」と話し、ボーイスカウト松山地区に所属するたちばな小学校3年の女子児童(9)は「ボールが当たるか当たらないかでどきどきした。みんなが一緒になって楽しめる競技だと思う」と笑顔を見せた。