10組17人が腕を競う
県産魚で独自レシピ 最優秀賞に済美高3年の兵頭さん
2019年2月4日(月)(愛媛新聞)

独自レシピで、手際よく魚を調理する親子

独自レシピで、手際よく魚を調理する親子
県産の魚介類を使った「愛ある愛媛のおさかな料理コンテスト」が2日、松山市勝山町1丁目の愛媛調理製菓専門学校であり、1次審査を突破した親子や学生ら10組17人が独自レシピで腕を競った。
魚の消費拡大につなげようと、県漁業協同組合連合会(県漁連)などでつくる県魚食普及推進協議会が2013年度から毎年開催。今回は「丼」をテーマに149点の応募があった。
参加者は、かんきつを含む餌で養殖したブリを使ったり、ヤマイモやレモンで食感や香りを工夫したりして、手際よく調理。1時間以内に、タイのカツ丼やタチウオの竜田揚げ丼などが次々と出来上がった。
最優秀賞には済美高校3年兵頭紀香さん(18)の「さばのイタリアン丼」が選ばれた。エリンギと共にソテーしたサバにトマトソースを加えてご飯と合わせ、仕上げにチーズをかけてトマトやブロッコリーを載せた彩り豊かな一品。兵頭さんは「魚が苦手な人でも食べられるよう、チーズやトマトを使った。将来は母校で家庭科の先生になりたい」と料理への熱意を語った。
ほかの主な入賞者は次の皆さん。
【優秀賞】家族の部 横田英美、友幸(三津浜中)▽学生の部 池田京平(愛媛調理製菓専門学校)【審査員特別賞】松本亮太(同)