宇和島
津島しらうお&産業まつり
2019年1月27日(日)(愛媛新聞)

ボランティアでしらうおまつりの運営を支えた津島高生

ボランティアでしらうおまつりの運営を支えた津島高生
愛媛県宇和島市津島地域の郷土料理や特産品を販売する恒例の「津島しらうお&産業まつり」が27日、同市津島町岩松の岩松川河川敷であり、来場者が旬のシロウオや、刺し身が載った丼「六宝」など自慢の味を堪能した。
シロウオは体長3~5センチほどの魚で、地元では「シラウオ」と呼ばれる。まつりは、岩松川での漁期に合わせ、市とまつり実行委員会が開いている。
お吸い物や雑炊のほか、岩松川産のアオノリと三杯酢に合わせて食べる躍り食いのブースが並び、多くの家族連れらが列をなした。子どもたちは口の中でぴちぴちと跳ねる食感に目を丸くしながら味わっていた。
家族4人で来場した近くのトラック運転手の男性(36)は「シラウオが好きで毎年楽しみに来ている。今年もおいしい」と話し、子どもたちと一緒に箸を進めていた。
まつりの運営には、同市津島町高田の津島高校の1年生32人がボランティアで参加。出店者の高齢化が進む中、各ブースで品出しや販売の手伝いに汗を流し、地元の一大イベントの成功を支えた。