男子37チーム、女子10チーム
愛媛駅伝、27日号砲 男女展望
2019年1月24日(木)(愛媛新聞)


愛媛県内ナンバーワンを決める第69回愛媛駅伝競走・第15回駅伝選手権大会(愛媛陸上競技協会、愛媛新聞社主催)は27日、今治市と松山市を結ぶ国道196号を中心としたコースで行われる。男子(7区間、46・1キロ)は愛媛新聞社東予支社今治前、女子(5区間、17キロ)は松山市中西内の聖カタリナ大東からそれぞれスタートし、県議会議事堂前のゴールを目指す。
男子は予選の一本松―宇和島大会の上位など37チーム、女子は10チームが出場する。スタートは男子が午前10時、女子は同11時20分。
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【男子 松山商高と愛媛銀 双璧】
全国高校駅伝で2時間7分台をマークし、過去最高の18位に輝いた松山商業高が優勝候補の一つ。主要区間を走る3年生の野村、千守、木山は力があり、伸び盛りの2年生も頼もしい。都大路のフルメンバーで臨めば、後半までにリードを広げる可能性もある。
双璧をなすのは、昨年12月の一本松―宇和島大会で6連覇した愛媛銀行。6区を担うエース中村佳、2018年度いっぱいで陸上から引退するベテラン井上がチームを引っ張る。12月はけがで走らなかった森口も復活し、選手層は厚みを増す。
一本松―宇和島大会の3、5、7区で区間賞を取り、愛媛銀行に14秒差と迫った新居浜東高Aが優勝争いにどう絡むかも注目だ。
【女子 松山大・愛媛銀 競り合う】
昨年3連覇を成し遂げた松山大と、県内唯一の実業団チーム愛媛銀行が競り合う展開になりそう。
松山大は1年生中心のフレッシュな布陣。全日本大学女子選抜駅伝で区間2位、都道府県対抗女子駅伝では7人抜きの快走をみせた大谷が先陣を切る。唯一の3年生岡田がアンカーを務める。
愛媛銀行は、昨年の愛媛マラソンを制したベテラン正井が1区。全日本実業団対抗選手権の800メートルで2位の竹内をはじめ、スピードランナーがそろう。選手の故障が懸念材料か。
全国高校駅伝に出場した八幡浜高は、エース中村を軸に、強豪2チームにどこまで食い下がれるか。