県発表
県内インフル流行本格化 今季初の警報発令
2019年1月24日(木)(愛媛新聞)


県は23日、第3週(14~20日)の県内定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数が県全体で47・9人(前週比19・4人増)となり、警報レベルの30人を超えたとして今シーズン初の警報を発令した。保健所管内別では前週注意報だった5地点が警報レベルとなり、継続の今治と松山市を含む全7地点に警報が出ている。
全保健所管内で患者報告数が増加。今治が105・3人(61・0人増)で最も多く、松山市44・8人(14・6人増)、八幡浜44・4人(19・5人増)などと続く。
迅速検査の結果、第3週に型別が判明した症例の99・9%がA型、0・1%がB型。休園や学級、学年閉鎖の報告は幼稚園や小中高校など21施設からあった。
県は本格的な流行期に入っているとし、せきエチケットや帰宅後の手洗い、人混みを避けることなどを呼び掛けている。