松山
小中生らが車いすバスケで選手と交流
2019年1月21日(月)(愛媛新聞)

パラリンピアンと一緒に車いすバスケットボールの試合を楽しむ子どもら

パラリンピアンと一緒に車いすバスケットボールの試合を楽しむ子どもら
オリンピック・パラリンピック選手とスポーツを楽しむ「ジャパンスポーツフェスタ」が19日、松山市道後町2丁目の県身体障がい者福祉センターであった。市内の小中学生ら約120人が車いすバスケットボールなどを通じて選手らと交流を深めた。
東京五輪・パラリンピックの開催を前に、障害の有無にかかわらずスポーツの楽しさや喜びを感じてもらうことが目的。2017年度から年2回、日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会が全国で開いている。
子どもらは、車いすに乗って鬼ごっこやシュートをした後、ミニゲームに挑戦。過去5大会に出場した車いすバスケの上村知佳さんからパスを受けシュートを決めるなど、選手と息の合ったプレーを見せた。
石井東小6年の男子児童(12)は「シュートの時に膝が使えず難しかったけど、障害のある人とも一緒に楽しめるところが面白い」と話した。
トークショーもあり、スピードスケート元日本代表の石野枝里子さんは「楽しいという気持ちを忘れず、失敗を恐れずいろいろなことに挑戦して」と呼び掛けた。