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柔道高校選手権県大会

団体、新田がV堅持 男子14年連続、女子3年連続

2019年1月20日(日)(愛媛新聞)

【男子団体決勝 新田―宇和島東】宇和島東の大将・山崎(右)を足技で崩す新田の副将・高田=県武道館

【男子団体決勝 新田―宇和島東】宇和島東の大将・山崎(右)を足技で崩す新田の副将・高田=県武道館

【女子団体決勝 新田―宇和島東】大将戦、背負い投げで技ありを奪う新田・立川(左)=県武道館

【女子団体決勝 新田―宇和島東】大将戦、背負い投げで技ありを奪う新田・立川(左)=県武道館

【男子団体決勝 新田―宇和島東】宇和島東の大将・山崎(右)を足技で崩す新田の副将・高田=県武道館

【男子団体決勝 新田―宇和島東】宇和島東の大将・山崎(右)を足技で崩す新田の副将・高田=県武道館

【女子団体決勝 新田―宇和島東】大将戦、背負い投げで技ありを奪う新田・立川(左)=県武道館

【女子団体決勝 新田―宇和島東】大将戦、背負い投げで技ありを奪う新田・立川(左)=県武道館

 柔道の全国高校選手権県大会第1日は19日、県武道館で男女団体のトーナメントを行い、新田が3年連続の男女アベック優勝を果たした。男子は14年連続31度目、女子は3年連続13度目。男女の新田は3月20日から日本武道館で開かれる全国大会に出場する。

 20日は男女の個人戦を行う。

 

【1強の意地 我慢の勝利 男子】

 故障明けだったり本調子ではなかったりする選手が多いなか、新田が層の厚さと我慢の柔道で男子14連覇を果たした。

 決勝は大型選手をそろえた古豪・宇和島東の奮闘に苦しんだが、勢いのある重松、高田の1年生コンビが活路を開いた。次鋒(じほう)重松はスムーズな寝技で相手の次鋒を破ると、体格のいい相手中堅の攻撃を担ぎ技と寝技でかわし、殊勲の引き分けに持ち込んだ。

 後続につないだ重松だが、試合後は「いいところはなかった」とぽつり。腰痛から本調子ではなかったとはいえ、重量級の相手にしっかりと組み合えず、技を決めきれなかったことに反省しきりだった。1年生ながら出場したインターハイ以降はスタミナアップに努めてきたというが「まだ足りない」と不満そうな表情を見せた。

 前半に流れをつくったのが重松なら、後半に勝負を決めたのは高田だ。184センチ、130キロの恵まれた体格ながら、パワーだけでなく足技や寝技に引き込む器用さも見せて2人を抜ききった。

 高田は昨年10月の試合で肘を骨折、本格的な稽古を再開したのは数日前だったが、故障明けとは思えない多彩な攻撃で優勝候補筆頭校の意地を示した。

 「新田1強」ムードでの優勝より、打倒・新田を掲げる他校の追い上げを受けながら全国切符をつかんだ意義は大きいだろう。「全国では新田らしく、常に前に出る柔道を見せる」と高田。県大会優勝で満足した様子を見せる選手は、一人もいなかった。

 

【1年生トリオ 危なげなし 女子 多い攻め手で圧倒】

 1―0で迎えた決勝の大将戦。3連覇のプレッシャーがかかる場面だが、新田・立川の表情に気負いはなかった。立ち上がりに背負い投げで技ありを奪い、約2分で大外刈りで一本勝ち。相手を冷静に組み止めて技を出す堅実な試合運びに「引き手を取りにいってから、動きの中で技が出せた」と胸を張った。

 先鋒(せんぽう)浜田、中堅桜井とともに1年生メンバーで臨んだ新田だが、初戦から危なげのない戦いが目立った。決勝の中堅戦こそポイント差はつかなかったが、3人とも攻め手の多さでは相手を圧倒し続けた。

 「気迫がなければ相手を圧倒できない。気迫を出すために、普段から声を出すことを意識している」と立川は語る。今大会でもメンバーが戦っているときは大きな声でアドバイスを送り、チームをもり立てた。

 インターハイでは1年生で唯一団体戦に出場。のちに世界選手権を制する阿部詩(兵庫・夙川学院)に敗れたものの、一歩も引かずに攻めきる柔道を展開。さらに今大会は試合時の落ち着きや周囲への気配りを見せ、技術だけでなく精神面の成長も示した。

 県大会では盤石の強さを示した新田だが、レベルが上がる全国大会で勝ち進むのは容易ではない。だが立川は「どんな相手でも気持ちでは負けない。大将として、どういう状況で回ってきたとしても勝ちきる意識で臨む」と宣言し、ポイントゲッターとしての自覚をにじませた。

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