レベル向上 中高生期待
愛媛20位台に照準 あす20日、広島・都道府県対抗男子駅伝
2019年1月19日(土)(愛媛新聞)


第24回全国都道府県対抗男子駅伝が20日、広島市の平和記念公園前を発着点とする7区間、48キロのコースで行われる。昨年、過去最高の19位となった愛媛選抜チーム。今年は20位台でのゴールを目標に据える。
昨年12月の全国高校駅伝で区間18位と快走した千守(松山商高)が昨年に続いて1区(7キロ)を担う。冷静な判断力と安定感を武器にいい流れをつくりたい。中学生区間の2区(3キロ)と6区(同)は、「互角の力」(白方監督)と評する2人。ガッツのある鈴木(泉川中)が2区、ダイナミックな走りが持ち味の津本(西条北中)が6区を走る予定だ。
スピード勝負の3区(8・5キロ)は、全日本実業団対抗選手権の1500メートルで8位入賞した西岡(中電工、松山工高出)。淡々と自分のペースを刻める篠原(新居浜東高)が4区(5キロ)、2年生ながら、全国高校駅伝県予選で1区の区間賞に輝いた羽藤(今治北高)が5区(8・5キロ)を担当する。
最長7区(13キロ)でアンカーを務めるのは、成長株の鴨川(上武大、今治北高出)。今年の箱根駅伝で3区を担当するなどスタミナもついてきた。
近年レベルが上がっている中高生に期待がかかる。白方監督は「1、2区でどのくらいの位置につけ、3区につなげるかが鍵。できるだけ順位を上げて、昨年に近づきたい」と話している。