昨夏・松山
俳句甲子園 経済効果アップ 通行人増え8469万円
2019年1月19日(土)(愛媛新聞)
愛媛銀行ひめぎん情報センター(松山市)は18日までに、昨年8月に松山市で開催された第21回俳句甲子園全国大会の経済波及効果が8469万円だったと発表した。前回大会より235万円多く、予選会場の大街道商店街で通行人が約1万人増えたとする推計が寄与した。
経済波及効果の内訳は、主催者の事業費支出や選手・観客らの宿泊費などの「直接効果」が5681万円。直接効果に伴い産業の生産が誘発されて発生する「1次波及効果」は1695万円、直接効果と1次波及効果で増加した雇用所得が消費に回る「2次波及効果」は1093万円だった。事業費に対する経済効果は2・7倍。
全国大会には32チーム295人が出場し、スタッフや審査員ら約685人も参加した。