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松山市三番町・コムズ

アドラー心理学、松山で講演 不登校からの一歩を応援

2019年1月16日(水)(愛媛新聞)

アドラー心理学の考え方に基づき、子どもに対する声掛けや接し方をアドバイスする辻本絹代さん=2018年12月、松山市三番町6丁目

アドラー心理学の考え方に基づき、子どもに対する声掛けや接し方をアドバイスする辻本絹代さん=2018年12月、松山市三番町6丁目

 子どもの不登校・登校渋りに悩む親たちを応援しようというイベント(わくわく勇気を広げる会主催)がこのほど、松山市三番町6丁目のコムズであり、保護者や教員など約30人がアドラー心理学を取り入れた子どもとの関わり方を学んだ。

 自身も小学校3年生の時に登校渋りを経験し、現在は産業カウンセラーやアドラーカウンセラーとして活動する辻本絹代さん(大阪府)が「子育てで親も育つアドラーの子育て実践」と題して講演。アドラー心理学の「勇気づけ」などの考え方に基づき、子どもに対してどんな声掛けや関わり方をすればいいかを具体例を交えて話した。

 辻本さんは、子育てをしていると失敗を叱ったりアドバイスをしたりと指導・誘導が中心になり、支配と服従の関係に陥りがちだと指摘。自分で考える自立した子どもに育てるためには「大人も子どもも対等で協力する関係の中で、良いところに目を向けながら一緒に考えるような相互尊敬・信頼が大切だ」と訴えた。

 「勇気づけ」は、無理に褒めようとすることではなく「見たままありのままを実況中継すること」と説明。例えば朝起きたときは「起きてきたんやね」、宿題したら「宿題したんやね」と伝えるだけで構わない。失敗も同様で、叱るのではなく学びにつなげるための言葉掛けが大切だという。

 自分が再び学校に行けるようになったことについて「周囲に状況を理解してくれる人がいて、無理に学校に行かせようとさせられなかったからだと思う」と振り返った辻本さん。「子どもは自分で育つ力がある。周りにいる大人たちはアドバイスするのではなく、伴走し寄り添う形で勇気づけてほしい。私たちにできるのは、生きる力を引き出すことです」と力を込めた。

 講演に続いて、不登校経験のある社会人や、不登校の子どもの支援を続ける塾経営者、保護者らによる意見交換もあった。

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