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松山の入所施設 家族ら駆け付け

104歳 びっくり誕生会 豪雨で自宅浸水 大洲から転々

2019年1月15日(火)(愛媛新聞)

手作りケーキの上のろうそくの火を吹き消す須田正明さん(左)=14日午後、松山市保免中2丁目

手作りケーキの上のろうそくの火を吹き消す須田正明さん(左)=14日午後、松山市保免中2丁目

 西日本豪雨の影響で1人暮らしをしていた大洲市白滝の自宅を離れ、松山市で暮らす須田正明さんの104歳の誕生日に合わせて14日、入所する福祉施設で誕生会が開かれた。須田さんを励まそうと職員がサプライズで企画。娘2人や町内会長らも駆け付け、にぎやかな誕生会となった。

 

 肱川の土手近くにあった須田さんの自宅は、昨年7月の豪雨で浸水。近所の消防団員に背負われ、集会所に避難した。三女の奥嶋千鳥さん(69)=松山市市坪北2丁目=によると「自宅はちゃんがら」で戻れず、大洲市の施設にショートステイすることになった。

 内子町や砥部町の施設を転々とするうち心不全を患い、8月に松山市の病院へ救急搬送された。被災前は風呂や食事も全て1人でしていたが、入院後は車いす生活に。9月に退院し、奥嶋さんの自宅近くにある同市保免中2丁目の「いちえい保免」に入った。

 14日は入所者約15人が施設のホールに集まり楽器を演奏したり、歌を歌ったりした。会場に1人残された形になった須田さんに、職員が「お誕生日おめでとうございます」と花束を贈呈。家族が作ったケーキも運ばれた。思いがけない祝福に須田さんは手を合わせ、うっとり。長寿の理由を聞かれ「朝4時に起きる。ラジオ体操もする」と答えた。施設によると、ご飯は毎回完食。健康体操などにも積極的に参加し、状態は安定しているという。

 奥嶋さんは「命の危険を感じたこともあった。近所の人に助けられ、ショートステイでも世話になり、今ここにいるのも縁」と優しいまなざしで話した。

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