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災害克服 心一つに

岩村氏ら「愛媛高校野球53年会」 宇和島で中学生と祈念試合

2019年1月13日(日)(愛媛新聞)

試合を終え中学生チームと握手を交わす岩村明憲さん(手前右)ら=12日午後、宇和島市和霊町

試合を終え中学生チームと握手を交わす岩村明憲さん(手前右)ら=12日午後、宇和島市和霊町

 西日本豪雨の被災地の子どもたちに元気よく野球を続けてもらおうと、昭和53(1978)年に生まれた県内出身の元高校球児でつくる「愛媛高校野球53年会」(約60人、岩村明憲会長)は12日、宇和島市和霊町の丸山公園野球場で、南予の中学校の軟式野球部選抜チームと復興祈念試合を行った。生徒は甲子園を沸かせた選手や元プロらを相手にひたむきにプレーし、悪天候をはね返す大きな声を球場に響かせた。

 12日はあいにくの雨。グラウンドには多数の水たまりができ開催が危ぶまれたものの、両チームの選手らが力を合わせて排水作業をした結果、時間を遅らせて無事に試合を行うことができた。

 53年会チームは、米大リーグでも活躍した岩村会長や96年夏の甲子園で優勝した松山商業高のメンバーらで構成。途中でファーストからピッチャーにポジション変更した岩村会長らの姿に観客も熱い視線を送った。

 ヒットを放った中学生は岩村会長らから「ナイスバッティング」と声を掛けられ、笑顔でハイタッチ。雨で冷え込む中、ぬかるむグラウンドをものともせず果敢にスライディングを決める球児もいた。試合は中学生チームが最終回に3点を取る追い上げを見せるも、3対4で一歩及ばず。両チームの選手ががっちりと握手を交わすと、客席から大きな拍手が起きた。

 中学生チーム主将の平野中2年生(14)は「一緒にグラウンド整備をして、多くの助けがあって一つの試合ができるんだと感じた。復興も多くの支えがあってこそだと思う。僕たちのプレーで勇気を与えられたら」と振り返った。岩村会長は「災害を乗り越えるにはみんなが心を一つにすることが必要。どんなことがあっても下を向かないで。被害に遭った人のためにも何事にも精いっぱいチャレンジし、愛媛の野球を引っ張る人になってほしい」と激励した。

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