砥部
体操選手が幼稚園児に実演・指導
2019年1月9日(水)(愛媛新聞)

全国トップレベルの体操選手の指導で元気よく跳び箱を越える園児

全国トップレベルの体操選手の指導で元気よく跳び箱を越える園児
2020年の東京五輪・パラリンピックやスポーツの面白さを伝えようと、愛媛国体・体操成年男子優勝に貢献した選手2人が9日、砥部町原町の麻生幼稚園で実演や指導を行い、園児約60人が全国トップレベルのアスリートの技に目を輝かせた。
スポーツ庁の「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業」の一環。県が18年度中にスポーツ選手による講演や競技体験などを県内の幼稚園や学校計10カ所で実施する予定。
9日は、出口諒財選手(県競技力向上対策本部)と小浜広仁選手(同)が訪れ、バック転や、跳び箱を越えながらの宙返り技を披露した。園児らは「すごい」「かっこいい」と歓声を上げながら見入っていた。
2人は前転や側転、跳び箱のこつも教えた。出口選手は「みんなパワフルでのみ込みが早い」と驚き、小浜選手は「子どもたちに教えることで自分にとってもいい経験になった」と話した。
指導を受けた園児(6)は「側転ができてうれしかった。オリンピックに出てみたい」とほほ笑んだ。