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県内豪雨半年、悼む心 刻む決意 鎮魂 平穏祈る

2019年1月8日(火)(愛媛新聞)

西日本豪雨の犠牲者に黙とうをささげる西予市の復興支援課職員ら=7日午前8時25分ごろ、市役所

西日本豪雨の犠牲者に黙とうをささげる西予市の復興支援課職員ら=7日午前8時25分ごろ、市役所

放送に合わせて犠牲者に黙とうする大洲市民ら=7日正午ごろ、市役所

放送に合わせて犠牲者に黙とうする大洲市民ら=7日正午ごろ、市役所

西日本豪雨の犠牲者に黙とうをささげる西予市職員=7日午前8時25分ごろ、市役所

西日本豪雨の犠牲者に黙とうをささげる西予市職員=7日午前8時25分ごろ、市役所

豪雨災害発生から半年を迎え、黙とうをささげる宇和島市職員=7日正午、市役所

豪雨災害発生から半年を迎え、黙とうをささげる宇和島市職員=7日正午、市役所

 昨年7月7日、西日本豪雨による土砂崩れと河川氾濫で27人、関連死で4人が犠牲となってから半年となったのを受け、大洲市、西予市、宇和島市で7日、市職員や住民らが黙とうをささげた。亡くなった人々を弔い、一日も早い復興への決意を心に刻んだ。その一方、被害が局地的だった今治市の島しょ部では、豪雨当初からほぼ手付かずの住宅や土砂に覆われたままの畑などを横目に、住民からは以前とほぼ変わらぬ島の暮らしを望む声が聞こえる。

 

<大洲>

 大洲市役所本庁と各支所では正午前、庁内放送に合わせて被災者や市職員らが黙とうした。1959年の鹿野川ダム完成以降で市内初となる水害による3人を含む犠牲者4人の冥福を祈った。

 同市五郎の自宅玄関などが浸水した夫婦は2018年7月7日朝、市の防災センター(同市若宮)に避難した。夕方には帰宅できたが、「1日だけの避難だったが大変だった。断水が長引き、トイレや風呂が困った。あのような経験は二度としたくない」と回顧。避難について、具体的な行動につながる明確で迅速な情報の提供を求めた。

 松田真副市長は報道機関の取材に対し「復興が進んだように見えるところもあるが、現場に入るとまだまだ大変な部分がある。6カ月を契機とし、復興へ向けた決意を新たにした」と強調。国や県と協力し、治水対策を含め着実に事業や住民支援を進めたいとした。

 市によると、1月7日時点で146世帯324人が応急仮設住宅やみなし仮設住宅、市営住宅で暮らしている。

 

<西予>

 西予市役所では、始業前に「記録的豪雨から今日で半年が経過しました。被災された方々の一刻も早い生活再建と復旧・復興を願い、亡くなられた方のご冥福を祈ります」と庁内放送。職員は目を閉じ、犠牲者に思いを寄せた。

 市内の犠牲者は災害関連死を含め6人。12月末時点で152世帯313人が応急仮設住宅やみなし仮設住宅、市営住宅で暮らす。管家一夫市長は「被災者が生活できる一応の環境は整ったが、ご不自由をかけており心のケアも重要になる」と説明。「昨年は生活、農地、商業や公共施設再建の準備を進めてきたが、実行へ加速させる復興元年としたい。職員、地域が一丸となり、災害前より安心・安全で暮らしやすいまちづくりを進める」と述べた。

 7日は、県内外から中長期派遣される職員の辞令・委嘱状交付式もあった。東京と埼玉、群馬、徳島の4都県の自治体と西条市、砥部町の計8人で、建物公費解体や道路、保育所、入札、福祉などの業務に2~3カ月間の予定で従事する。

 

<宇和島>

 宇和島市では本庁と各支所で1分間の黙とうを行った。市役所では正午、庁内放送で災害から半年が経過したことなどを伝えると、職員らは起立して頭を下げ犠牲者の冥福を祈った。

 同市では土砂崩れなどで11人が亡くなり、2人が災害関連死と認定された。長女とともに来庁した同市住吉町1丁目の主婦(38)は「浸水被害に苦しんだ知り合いもおりつらく思う。平穏な日が続いてほしい」と願っていた。

 放送を担当した市長公室の立花優子主任(39)は旧吉田町役場出身。「被災した知人も多く、犠牲となった方には仕事でお世話になった先輩もいる。つらい気持ちは続くが、しっかり冥福を祈りたい」と話していた。

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