ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2019
220日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

Discover Ehime~歩いて巡る故郷の絶景

第5回 御籠島(みかごじま、伊方町)

2019年1月1日(火)(愛媛新聞ONLINE)

佐田岬灯台から見下ろす御籠島。真の四国最西端の地はこの島にある

佐田岬灯台から見下ろす御籠島。真の四国最西端の地はこの島にある

遊歩道を進むと岬はどんどん狭まり、いよいよと最先端に近づいてきたことが実感できる

遊歩道を進むと岬はどんどん狭まり、いよいよと最先端に近づいてきたことが実感できる

御籠島の洞窟式砲台跡に据え付けられた大砲のレプリカ。周囲の絶景と裏腹に、ここだけは違う空気が漂っている

御籠島の洞窟式砲台跡に据え付けられた大砲のレプリカ。周囲の絶景と裏腹に、ここだけは違う空気が漂っている

御籠島の展望所に出来たモニュメントは佐田岬観光の新名所になっている

御籠島の展望所に出来たモニュメントは佐田岬観光の新名所になっている

文・写真−忠政啓文

 

 八幡浜から西へ約40㎞延びる、日本一長い半島、佐田岬半島。その尾根には「メロディーライン」の愛称で知られる国道197号が通り、三崎港方面へ向かって車を走らせると、右に瀬戸内海、左に宇和海と、両手に美しい海を眺めながら、爽快なドライブが楽しめる。

 八幡浜市中心部から車を走らせること約1時間で終点に到着。ここからは徒歩で岬の先端を目指す。小刻みにアップダウンを繰り返しながら、ヤブツバキの森の中の遊歩道を歩くと、耳に残る小鳥たちの囀りと潮騒、鼻先をかすめる潮の香りが心地よく、心身ともにリフレッシュされていくのがわかる。歩き始めて1・8㎞、目の前に白亜の灯台へと通じる階段が現れる。いよいよ半島の先端だ!と、勢いよく階段を駆け上がると、そこには「四国最西端」の石碑。その文字に達成感を感じるも、実は目的地はここではない。この旅のゴールは、灯台から北西を見下ろしたところある。

 灯台から階段を下り、すぐ左手に曲がる。そこから海岸へ下り、海峡部を仕切って造られた畜養池跡の脇を通ると御籠島だ。島に渡ると遊歩道が二股に分かれるので、まずは右折。島の中腹に造られたトンネルの中に入ると道はさらに二手に分かれ、右手は豊予海峡を眺める展望所、左手の洞窟にはなぜか大砲のレプリカが置かれている。

 実は佐田岬先端部は、大正末期から昭和の初めにかけ、敵国艦隊の瀬戸内海侵入を防ぐために豊予要塞が築かれた場所。中でもここ御籠島と灯台直下の崖には、終戦直前の昭和20年、岩盤をくりぬいて洞窟式砲台4門が建設された。これまで見学することはできなかったが、佐田岬灯台点灯100周年を迎えた2017年に遊歩道が整備されたのを機に内部に入れるようになった。まだ、真新しいトンネル内ではあるが、薄暗い洞窟の中に据え付けられた大砲のレプリカの横に立つと、明るく開放的な豊予の海の景色とは裏腹に、本土決戦が現実味を帯びていた当時の緊張感が伝わってきて、遠い昔の出来事がつい最近のことのように感じられる。

 さて、洞窟式砲台を見学し終えたら、外に出て、もう一方の道へ。坂を上りきると展望所があり、「四国最西島 御籠島」と書かれた看板と、灯台型のモニュメントが立っている。実はこの展望所は灯台よりもわずかに海に突き出しており、真の最西端はこの地となる。西を眺めると、対岸の佐賀関半島はもちろん大分の工業地帯や別府湾もはっきり見えて、その近さに驚く。また、モニュメント越しに見上げる佐田岬灯台も見事! 新たに訪れることのできるようになった四国最西端スポットは一見の価値ありだ。

 

【御籠島(伊方町)】

 

 

 

住所: 伊方町正野

問い合わせ:0894(54)1111(伊方町三崎支所)

距離:約2.0㎞

時間:約40分

注意事項:風が強い場所なので、天候によっては防寒対策が必要。遊歩道沿いには自販機などがないので、水分持参で

 

【ワンポイントアドバイス】

☆スクワットはフォームが重要!

 

 

 スポーツの秋。気候が良くなり、運動をするには絶好の季節とあって、ウオーキングやトレッキングなどを始めるという人も多いはず。しかし、運動不足や老化などで、脚の筋力が衰えている状態でいきなり頑張ると、膝や腰に負担がかかり、ケガにつながりかねない。健康的に歩き続けるためにも、並行して脚力アップの筋トレを行うことが重要だ。

 

 

 脚力を鍛えるポピュラーなトレーニングと言えば「スクワット」。スクワットは身体を支えるために重要な太腿裏面のハムストリングや、太腿前面にあり、膝の曲げ伸ばしに重要な役割をになう大腿四頭筋を鍛えるために、特に有効なトレーニングと言われており、実践している人も多いはず。

 

 

 しかし、一見簡単そうに思われるこのトレーニング、実は間違ったやり方で実践している人が少なくない。スクワットはしゃがむ時に背中が丸くなると、腰痛の原因になるばかりか、太腿やお尻などの筋肉が鍛えられず効果が出ない。また、屈伸のように膝を前に出してしゃがんでも効果が出ず、逆に膝を痛める原因にもなる。安全かつトレーニング効果を出すためにも、写真の説明の通り、正しいフォームで実践してみよう。

 

この記事は、スポーツマガジンE-dge2018年11・12月号に掲載しています。

    おすすめ記事

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。