ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2019
122日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

プロ人生14年、悔いなし

現役引退 元ヤクルト鵜久森さん(済美高出)インタビュー

2018年12月29日(土)(愛媛新聞)

「新たな目標に向けてしっかりと努力していきたい」と語る鵜久森淳志さん=坊っちゃんスタジアム

「新たな目標に向けてしっかりと努力していきたい」と語る鵜久森淳志さん=坊っちゃんスタジアム

 プロ野球の日本ハムやヤクルトで14年間プレーした鵜久森淳志さん(31)が今月、現役引退を表明した。高校時代には済美で強打の外野手として活躍し、2004年、初出場の春の選抜大会で優勝、夏の選手権大会でも準優勝を果たした。故郷の松山市の坊っちゃんスタジアムで28日、現在の心境を聞いた。

 

 ―10月にヤクルトを戦力外となり、12球団合同トライアウト(入団テスト)を受けた。

 最後の最後まで、プロ野球人生を懸けて何ができるか考えた末の最善策がトライアウトだった。トライアウトで対戦した相手がDeNAを戦力外となった須田幸太投手。高校時代、選抜で対戦した投手で、昨年サヨナラ満塁本塁打を打ったのも彼からだった。いろんな縁の中で野球を終えられたことは、うれしい。

 

 ―引退を残念に思っている県民も多いと思う。

 思うような打球が飛ばなくなり、納得のいくバッティングができなくなっていたので引退を決めた。悔いは全くない。プロ生活が3年で終わる人もいる中、一年でも長くと思いながら14年間やれて良かった。思っていたよりも周りの人の反応が大きく、「高校から応援していました」と言われると、本当にたくさんの方々が応援し、支えてくれていたんだと改めて感じている。頑張ってきて本当に良かった。

 

 ―4月に坊っちゃんスタジアムで行われたヤクルト―阪神戦で、九回に代打で出場し適時打を放った。

 野球人生の中でも1、2番に入るくらい、ここで打てたことが思い出になっている。「鵜久森を出せ」という声も聞こえていたし、やっぱり地元の応援は特別だった。結果が出て僕が一番ほっとしていた。

 

 ―高校時代を振り返って。また、今の高校球児にメッセージを。

 努力すること、継続することの大切さを知った高校時代だった。すごく厳しい練習で勝てなきゃおかしいと思うくらい頑張っていた。その結果が選抜の優勝、夏の準優勝。今年の済美の活躍はプロ野球選手の間でも話題になった。球児たちには「愛媛県さすがだね」と言われるくらい頑張ってほしい。

 

 ―今後は生命保険会社の営業職に就く。

 高校を卒業して野球しかやってこなかったのでいろんなことを知りたかった。これまで自分がサポートしてもらってきた人間なので、今度は自分がサポートしたいと思うようになった。野球界から離れて社会の勉強をして、野球以外でも後輩たちに教えられるように、人の役に立つことができればと考えている。

    おすすめ記事

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。