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山形中央に80―19

全国高校ラグビー大会 新田大勝、初戦突破

2018年12月28日(金)(愛媛新聞)

【新田―山形中央】後半4分、新田・戒田(左)がトライを決めて、40―19とする=花園ラグビー場

【新田―山形中央】後半4分、新田・戒田(左)がトライを決めて、40―19とする=花園ラグビー場

 第98回全国高校ラグビー大会は27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕して1回戦8試合が行われ、愛媛代表の新田は山形中央に80―19で勝利し、2005年度以来13大会ぶりの初戦突破を果たした。新田は30日の2回戦で玉島(岡山)と対戦する。

 

 【評】新田は地力を発揮して、12トライの猛攻で圧倒した。前半1分、ラックから展開し、WTB大村の中央へのトライで先制。5分に仲本、11分に堀井と立て続けに追加点を挙げたが、守りのミスから相手の反撃を許し、35―19で折り返した。

 後半に入ると、4分にSO戒田のトライを皮切りに、持ち味の展開ラグビーが復活。ナンバー8の加藤と河辺が得点を重ねて、一気に引き離した。守備も最後まで集中力を保って、無失点で切り抜けた。

 

◆後半 良い展開に◆

 【新田・亀岡政幸監督の話】点数や勝敗はあまり気にせず、自分たちのラグビーをしようとだけ話していた。前半は苦しんだが、後半になって良い展開を出すことができた。選手の意欲を大切にして、引っ張り上げたい。

 

◆みんなのおかげ◆

 【新田・大村選手】(前半に2トライ)「先制トライを決めて気持ちよかったが、ボールをつないでくれたみんなのおかげ。次戦はミスをなくし、強いFWと展開の速いバックスという新田らしい、いいラグビーを見せたい」

 

◆集中を切らさず◆

 【新田・堀井選手】(プロップ。前半11分にトライを決める)「まずは一つ勝てて安心した。(トライは)ゴール前でしっかり勝負しようと思い、ボールをねじ込んだ。かなりきつかったが、集中を切らさずプレーできた」

 

【展開ラグビーで12トライ 主将の一撃流れ変える】

 10大会ぶりに花園に戻ってきた新田が、12トライ、80点を奪う大勝で2回戦へ進んだ。前半の苦しい雰囲気を、2年生主将の戒田のトライが一変させた。

 「新田らしいテンポを出そう」。35―19で折り返したハーフタイムに、戒田はメンバーに呼び掛けた。前半は1分の先制トライを皮切りに、順調に得点を重ねていた。しかし、フィジカル面で上回っていたためか「食い込みすぎた」(亀岡監督)。強引な攻めからペナルティーを受けての逸機、タックルミスによる失点が目立ち始めた。25分以降は山形中央に自陣内でパスを回され、我慢の時間が続いていた。

 主将の言葉は、持ち味の速い展開ラグビーができなかった反省から出たものだった。その直後、自ら動いた。

 後半4分、WTB吉井が相手キックをキャッチして敵陣深くへ前進した。パスを受けた戒田は相手ディフェンスをステップで振り切り、タックルもかわして後半1本目のトライを決めた。「自分が点を取って、流れをつくりたかった」という主将の活躍で、新田の攻撃は一気に活気づいた。

 続いたのはナンバー8の加藤だった。13分にスクラムから自ら持ち出してトライ。3分後にも、中央のラックからパスを受けると「仲間がぐいぐいいったところにできた相手の穴をうまく突けた」と抜け出して独走、ディフェンス2人を振り切って追加点を奪った。

 長らく遠ざかっていた全国の舞台で、13大会ぶりの白星を挙げて「この一勝は記録にも記憶にも残ると思う」と戒田。新田ラグビーの新たな歴史が開いた瞬間だった。

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