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剣道高校選抜県予選

帝京第五 男女V

2018年12月24日(月)(愛媛新聞)

 剣道の全国高校選抜大会県予選は23日、県武道館で男女各16校が参加して行われ、男女とも帝京第五が優勝した。男子は8年連続12度目、女子は2年ぶり10度目。男女そろってのタイトル獲得は2年ぶり7度目。

 男子の帝京第五は決勝リーグで3戦全勝し、2位には2勝1敗で新田が入った。女子の帝京第五は決勝で済美を1―1の本数勝ちで破った。

 男子の1、2位校と女子の優勝校は来年3月27日から愛知県春日井市で開かれる全国大会に出場する。

 

【男子決勝リーグ 帝京第五―宇和島東】大将戦で小手を決める帝京第五・藤田(右)=県武道館

【男子決勝リーグ 帝京第五―宇和島東】大将戦で小手を決める帝京第五・藤田(右)=県武道館

【男子決勝リーグ 帝京第五―宇和島東】大将戦で小手を決める帝京第五・藤田(右)=県武道館

【男子決勝リーグ 帝京第五―宇和島東】大将戦で小手を決める帝京第五・藤田(右)=県武道館

【男子8年連続 攻守柔軟 王者の貫禄】

 ときにリスクを恐れず激しく攻め立て、ときにわずかなリードをしっかりと守りきる。局面に応じて戦い方を柔軟に変える帝京第五の戦いぶりからは、確かな実力、そして王者の貫禄が感じられた。

 トーナメントを勝ち上がった4校で競った決勝リーグ。帝京第五は第1試合で松山北に3―0で勝ち、昨年の決勝や11月の県高校新人準決勝でしのぎを削った新田戦を迎えた。

 次鋒(じほう)の福井が「優勝決定戦だと思って強い気持ちで臨み、とっさに体が動いた」と鋭い面で先制すると、残りの3人は引き分けに持ち込んで1―0の息詰まる接戦を制した。「後ろに下がらず、打たせない。ここは守りの剣道で、福井の勝利をつないで勝とうと意思統一できていた」と大将の藤田。

 宇和島東との第3試合は一転、持ち味の「攻めの剣道」が火を噴く。先鋒戦を落とすも、初戦からすべて引き分けだった中堅竹内が「チームに助けられており、最後は何としても勝ちたかった」と奮闘。つばぜり合いから相手が引いたところに突きを決めるなど2本勝ちして一気に流れを引き寄せると副将菊池は返し胴で続き、最後は藤田が見事な小手で勝負を決めた。

 3連勝での優勝に「難しいリーグ戦を勝ち切れたことはメンタル面の成長の証し」と白石監督。藤田主将も「気持ちがこもった剣道ができた」と試合展開に自信を深めつつ、「全国大会では一つでも上を目指す」と次の舞台に気持ちを切り替えていた。

 

【女子決勝 済美―帝京第五】積極的に返し胴を狙う帝京第五・中原(右)=県武道館

【女子決勝 済美―帝京第五】積極的に返し胴を狙う帝京第五・中原(右)=県武道館

【女子決勝 済美―帝京第五】積極的に返し胴を狙う帝京第五・中原(右)=県武道館

【女子決勝 済美―帝京第五】積極的に返し胴を狙う帝京第五・中原(右)=県武道館

【女子2年ぶり 次鋒 瞬時の「返し胴」】

 試合終了のブザーが鳴った瞬間、祈るように大将戦を見つめていた選手たちの目から涙があふれた。過去5年、1年ごとに優勝を分け合ってきた済美と帝京第五の女子決勝。本数差の接戦を制した帝京第五が2年ぶりに王座を奪還した。

 ポイントゲッターの中原を次鋒(じほう)に起用する作戦が当たった。開始2分40秒すぎ、相手が面を打ちにきた隙を逃さず「最初から狙っていた」という得意の返し胴で1本を奪った。

 その後も攻め手を緩めず、終盤に下がった相手の頭上に勢いよく面を打ち込んだ。「当たったかどうか覚えていなくて、歓声で分かった」と無我夢中の1本で試合を決めた。

 中堅と副将の2年生が引き分けでつなぎ、大将戦では1年生江島谷が奮起。1本を取られた瞬間は焦ったが、声を張り上げて鼓舞する仲間の姿に「みんな一緒に戦っていると分かって落ち着けた」と冷静な試合運びでしのぎきった。

 11月の県新人大会決勝で済美に敗れて以降、基本に立ち返って猛練習を積んできた。二宮監督は「選手たちはよく踏ん張って、自分たちの役割をしっかり果たしてくれた」と手放しで褒めた。

 「新人戦のころはまとまりがなかったが、この1カ月でチームになることができた」と市川主将。全国大会に向け「全員がポイントを取る試合ができるようにして、優勝を目指したい」と成長を誓った。

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