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愛媛豪雨災害

ミカン園再生 ヒント学ぶ 宇和島・吉田で講座 農業者ら30人参加

2018年12月23日(日)(愛媛新聞)

被災園地の適切な復旧方法を説明する矢野さん(左から2人目)

被災園地の適切な復旧方法を説明する矢野さん(左から2人目)

 災害に強いミカン園地の整備、管理方法を考える「大地の再生講座in吉田町~みかん山減災大作戦~」が22日、宇和島市吉田町立間地区などであった。地元の農家や造園業者ら約30人が作業や座学を通じ、農地再生に必要なヒントを学んだ。

 

 西日本豪雨で吉田地域のかんきつ園地が大きな被害を受けたのを機に、農地のあり方を見つめ直そうと、市内でかんきつ農業を営む有我英将さん(34)が企画。山の自然環境整備などに取り組む「杜の園芸」の代表で、全国で同様の講習会を行っている造園技師矢野智徳さん(62)=山梨県上野原市=を講師に招いた。

 

 一行は宇和島市吉田町立間の農家加賀山東喜雄さん(76)の園地で実習。豪雨で土砂崩壊した箇所で矢野さんは「上部からの泥水がコンクリートの作業道を伝い、勢いが衰えることなく流れ込んで崩落した」と分析した。

 

 減災対策として、土留めの整備や縦横方向への水路の確保を挙げたほか、崩れた部分も適切な処置を行うことで水や空気の抜け道として活用できると説明した。被災した土地の復旧については「水と空気の循環を向上させ、自然環境を健全に戻すことが不可欠だ」と伝えた。

 

 加賀山さんは「土地環境を良くして、災害に強い場所でおいしいミカンを取れるようにしたい」と話した。

 

 園地での実習は23日もある。

 

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