23日から剣道高校選抜県予選
男子 シード勢4校、混戦/女子 済美と帝京第五が優勢
2018年12月16日(日)(愛媛新聞)
剣道の全国高校選抜大会県予選は23日、県武道館で行われる。男女の県新人大会ベスト16が出場し、男子は上位2校、女子は優勝校が来年3月27、28日に愛知県春日井市で開催される全国大会の出場権を得る。
【男子】県新人大会を制した帝京第五、済美、新田、松山北のシード勢による混戦が予想される。
8連覇を狙う帝京第五は県新人個人3位の菊池や竹内らポイントゲッターがそろう。県総体個人2位で応じ技を得意とする大将藤田にどうつなぐかが勝負の分かれ目となる。
済美は攻撃力と団結力が武器。メンバーに穴がなく総合力が高い。県新人個人2位で強烈な攻めが持ち味の大将世良を中心に、チーム力で勝ち上がりたい。
新田は県新人個人覇者の矢野を筆頭に粘り強く戦う。県新人大会の準決勝では、帝京第五に代表戦で惜しくも敗れた。部員全員で気持ちを一つに粘り強く戦いたい。
第4シードの松山北は攻撃力のある矢野、試合巧者の福田を中心に、チームワークで接戦に持ち込めるか。
【女子】シード校の済美と帝京第五が一歩リードし、西条と今治精華が続く。
済美は福井国体少年女子5位入賞メンバーの友近がエース。県新人中予地区予選個人優勝の靍田をはじめ選手層が厚く、個々の潜在能力も高い。県新人大会を制しており、経験と豊富な練習量で2年連続の頂点を目指す。
帝京第五は県新人個人1位の繁田、2位の中原ら確かな実力を持つ1年生を擁する。技の多彩な須浪、市川の2年生コンビも頼もしく、勢いがある。
西条は1年生が主体。2年生で主将の石原が個性豊かなメンバーをまとめる。今治精華は勝負強い杉野がチームを引っ張る。